久しぶりの料理です。
さーて、なんでしょう。
大格闘の末、やっと手に入れた
貴重な素材で作りました。
いつもと違う角度から
庭に水やりをホースで始めたら、
ローズマリーの木に
アシナガバチがたくさん出てきました。
「もしや巣をかけたか!」
と思い、連続的な集中放水。
大きな巣を発見しました。
このままでは大変なことになります。
見過ごすわけにはいきません。
子供の時に裏庭の蜂の巣をつついて
鼻の頭を刺されて以来の宿敵です。
というわけで、格闘約一時間。
薬を使わずにやっつけました。
もちろん、刺されずに
私は生きています。
アシナガバチには申し訳のないことになりましたが…。
残った巣。
そのまま捨ててしまうのは
アシナガバチさんに申し訳ない、
せっかく命を頂戴するからには
食べてあげよう、
と思いました。
幸い長野に行ったときに
何度か食べたことがあります。
作り方も想像できましたので、
挑戦してみました。
苦手な方もいそうですので、
ちょっと遠目からの写真にしました。
合掌
よくぞ闘いましたね。鼻も無事で何よりでした。
あまり見つめたくはありませんが、
皿との色あいが渋くていい感じです。
とても恐ろしくて無謀なことだったのですが、
なにしろ、このままでは大変だと思って
無我夢中でした。
幸い、水をかけると飛べなくなる、ということが
わかったので、何とかなったわけです。
それにしても、食べるか!
でしょうね。
虫の嫌いな方には。
でも、虫食の文化は昔からあるのです。
地球の全生き物の中で、昆虫が一番多いのです。
長野県では、えびせんべいのように
蜂せんべいが発売されているそうです。