~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

物語の世界に迷い込んだみたい

2013年01月12日 | 旅行・お出かけ・散歩
夜勤明けのSさんを谷保駅へ迎えに行く約束になっていました。仕事のデータをメールで送ったという連絡を受けたのですが、手を付けてしまうと仕事もお迎えも中途半端になってしまいそうです。いつもギリギリで行動しては「ちょっとだけ遅刻」の常習犯の私は、たまには早めに家を出てみようと、予定より2時間程早めに家を出て、途中、また玉川上水に寄りました。
1カ月前までは美しい紅葉を見せていた雑木林はすっかり葉を落としています。
細い枝が重なり合って織り成す色彩を見ていると、ほんわかとした童話の世界に迷い込んだような気分になります。
せせらぎの上にかかる小さな鉄橋を黄色い電車(西武国分寺線)がゆっくりと過ぎて行きます。すぐそばに駅があるのでそれ程スピードが出ていません。ここはトトロが住む森のようです。



この鉄橋のたもとの踏切脇で署名活動をしている方がいらっしゃいました。
流れの中の鯉や電車や木々にレンズを向けながら、この環境を守ろうと訴える市民グループの女性達の声に耳を傾けました。
なんでもこの素敵な玉川上水を分断して大きな道路の建設計画があるのだそうです。50年も前の計画に沿って工事が進められようとしているらしいです。その計画の是非を問う住民投票を求める署名だという事ですが、私は小平市民ではないので、残念ながら署名の資格がありませんでした。