北海道は全国の面積の22%を占める大きな「島」です。
その割りに人口は537万人と、4%を超えるくらいの島です。
その北海道人、いろんな特徴があるのですが、中でも驚くのは「何かと言えばジンギスカン」なのです。
羊肉の生産は北海道でも一生懸命な地域がある一方で、全国に占める羊肉の需要は海外からの輸入に依存してます。
その輸入率は99%なのです。
それでも北海道のソウルフードは何と言っても【ジンギスカン】。
この写真をご覧下さい ↓
近所のお宅ですが、夏になると、家の中でジンギスカンをやると、2日間は匂いが家全体に染みついて取れません。
したがってマンション住民はジンギスカン禁止、焼肉禁止というところが多くて、イライラしています。
ただ、一軒家の持ち家住宅で、ジンギスカン鍋を持っていない家というのは聞いたことがありません。下の写真は我が家の鍋です。
もう40年近く使っているものです。
この形は一般のものですが、中には鍋自体が北海道の形をしたものとか、脂の垂れる筋の部分を抜いた(切り取った)ものもあります。
脂が垂れ落ちる部分が抜いてある鍋は、炭火専用です。一般的な家庭には、我が家のような鍋が多いのではないかと。
我が家では1階の車庫、駐輪場、倉庫などでそれなりの広さがあります。なので、、車庫のシャッターを少しだけ上げて、外から見えないよう、匂いは庭に逃げるよう、さらに換気扇も動かしてやります。
アウトドア、桜の花見、海水浴、キャンプ、お祝いごと、ちょっと日常に変化を求めるとき。
すぐに頭に浮かぶのは「ジンギスカンにしよう」です。
天気のいい日は夕方、ご近所からジンギスカンを焼く匂いが漂ってきます。
毎日の幸せを感じるひと時でもあります。
北海道民にとっては、ジンギスカンは何かあれば必ずジンギスカンなのです。