それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

瀬戸内 寂聴

2013年05月23日 | 再開(読書)

この人の本は初めてだった。
もちろんお会いしたこともないし、面談したこともない。

しかし、ずっと以前からどんな人なんだろう、その思想は?
本音は?と、知りたいとは思っていた。

この度、今年の4月30日付けで、光文社からこの本が
刊行された。 早速、購入してみた。

 

作家であり、宗教家でもある、この人はその年齢90歳。
人生経験、恋愛経験ともに申し分ないほどの豊かさを誇り、
したがって、何でもない一言一句に重みを感じるものだ。

四国でのナルト・サンガと呼ばれる場所での、謂わば講演の
複写である。 だから読みにくいということはなく、スラスラと読める
ので1日もあれば十分だ。

しかし、それなりの【教え】のようなものがあり、
気持ち的には、身体を揉み解すような痛快感があるのがいい。

 


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2 コメント

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Unknown (いっこんま)
2013-05-25 16:12:43
寂聴さんの本を読んだことはありませんが、青空説教の様子を時々テレビで観てます。

温かい言葉で説得力があり、優しい母親のようでもあり、まるで自分が諭されているように涙が止まらなくなります。
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いっこんまさん (シン)
2013-05-26 12:01:11
『人生の導き』的ないろんな輝く言葉を期待していたのですが、
それほどでなくて、家内も読んだと言うし、地区センターの
図書館に寄贈してきました。
先日の村上春樹の本も寄贈しました。

余程のことがない限り、本というのは2度も3度も読みません
ので結局は、本棚の『肥し』になるだけで、スペースを
とるガラクタ品と同じです。
またいつか読みたいな、と思ったものだけ保管しております。
そんな本でもまず、2度と読むことは滅多にないのです。

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