今日は朝から快晴で風もなく、正月に行かなかった初詣を、どんど焼きと一緒にやろうと決めていた。それが今日、1月10日だった。
以前、一昨年かその前に、どんど焼きの日に神社で甘酒やミカンをもらったりした記憶はある。多くの人がお札やお守りを買うのに列をなしていた。それなのに、今日の社務所はカランとしている。これまたコロナのせいなのかと気持ちが高揚しない。
私はこの神社の会計部長を8年間、務めたことがある。だから正月の3が日は、ほとんど「出勤」して、いわゆるご奉仕をしていたものだ。
しかしこんな風景は見たことがない。
ところが神社の方を見ると、こんな状態。
こんな風に、参拝する人は長蛇の列で、少なくともお参りするには15分ほどは並ぶしかない。
約8年間の会計部長当時の経験からすると、正月や新年の時期のご奉仕の過酷さを体験している一人である。大晦日の日の午後6時から翌朝の9時までや、2日、3日の日中、お賽銭の管理や授与品の売上金の管理などをしていなければならない等である。
肝心のどんど焼きは神社横の割かし高台の一角でやっている。
こういう人たちは全て、このエリアにある14の町内会の役員に割り当てられている。この辺が良く理解できないことだ。この神社も地域の人たちが力を合わせて建立したもので、その伝統が町内会役員の肩に乗って受け継がれてきたのだが、今の時代、町内会が支えるというのは納得性に乏しい。
札幌市が今年で市政100周年になると言う。しかしこの神社は、それより何十年も古くに創建されている。こんなことも不思議な思いを起こさせる一つだ。
お札は伊勢神宮(天照大神)、北海道神宮、藻岩神社の3種類が頒布(授与)されている。去年は神社のお札を買って神棚に飾ってきたが、今年は北海道神宮のにした。特に理由はない。
うちの神棚は小さいので、本来は3札を祀るのが筋なのだけど、一つしか置くスペースがない。毎年、お札を変えるのが習慣となっている。
それでも、今年1年間の平穏を祈って、お勤めを果たしたという気分で、スッキリはした。
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