はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

師走の湘南

2024-12-17 22:01:57 | 日記
久しぶりの湘南。
ここ数年さらに人気が出て混雑しているということで、朝早めに行動開始しました。

藤沢駅から江ノ電に乗り、腰越駅で下車。他の駅よりホームが小さいので、4両編成の車両の先頭1両からは乗り降りできないそうです。

腰越海岸。
冷え込んだ朝でしたが、サーファーの方達がかなりいました。

雲の切れ間から少しだけ見える朝日。

江ノ島方面を見ると青空。

水面に映る太陽をしばらく眺めました。

街道沿いから見た江ノ島。

鳶があちこちにいました。
川沿いでイソヒヨド囀りがとても美しかったです。

再び江ノ電に乗り、七里ヶ浜辺りの景色を眺めながら移動。
長谷駅で下車したら、長谷寺に向かう人の多さにびっくり
長谷寺は諦めて、由比ヶ浜へ。
雲が少なくなり、水面に映る太陽の日差しがより眩しくなりました。

小さな神社に立ち寄りました。

鳥居の向こうに海が見えてきれいでした。

海岸通りには初めて見る花。



由比ヶ浜駅に向かっている途中に猫にも会えました。

最初に開院した場所の近くにいた野良猫にとてもよく似ていて、懐かしくなりました。

江ノ電に乗って、鎌倉駅へ。

小町通りは大混雑。裏道を通り豊島屋菓寮八十小路へ。
鳩サブレーのイラストがプリントされた手拭きが可愛すぎてびっくり。

夫はあんみつ。

私は小倉しるこ。

甘いものに全く興味がない夫ですが、ごくたまに付き合ってくれます。

豊島屋本店。

2羽の鳩が素敵。

お年賀、本店のみで販売されている鳩コレクションを買いました。毎年忘れがちなポチ袋も買えてひと安心。

せっかくの鎌倉なので、鶴岡八幡宮に行ってみました。

混み具合がすごいので、入り口付近だけ散策することに。

平家池

源氏池

水面に映る紅葉とカルガモ。

最後にちらっと本宮を見ました。


住宅街を歩いていると、色の組み合わせが美しい紅葉を見かけました。


本覚寺

センダンの実がかわいい。





本堂

本覚寺のすぐそばを流れる滑川。

水鳥がいたので観察していると、

カワセミ発見。
ダイブして狩りをする姿を見て2人ともテンションMAX。

途中サギも飛んできてさらに賑やかに。

計5回、ダイブする姿を見られました。複数回見るのは初めて。ラッキーでした。
カルガモのお尻がかわいい。


立ちっぱなしがさすがに疲れてきたので、散策開始。
またもイソヒヨドリに会えました。


さらに歩いて安国論寺へ。





地元松山の俳人、正岡子規の句碑がありました。ここを訪れていたようです。

落葉したイチョウの絨毯がきれい。

手水場の雰囲気が素敵でした。

本堂の前にはモミジ。

本堂を背にして見たモミジ。

真っ白な八重咲きのサザンカ。



ブッダの像

仏足石

最後にアオサギを観察してから鎌倉を後にしました。


帰宅してアプリを確認したら、18160歩。
久しぶりにしっかり歩いた休日でした。

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秋の道東2024③

2024-11-02 21:32:00 | 日記
最終日は、早朝カヌー。
和琴半島を回るレイクツアーです。

朝5時半過ぎ、少しずつ空が明るくなっていく時間です。

スタートしてすぐに鮮やかな赤が見えました。




イタヤカエデのようでした。赤とオレンジのグラデーションが見事です。

和琴半島は植生が豊かなので、様々な色合いが楽しめます。

枯れ枝と紅葉の組み合わせが素敵。

アオザギが狩りをしようとしていたので近づくと、飛び去りました。

カヌーでゆったり移動すると、いろんな角度から紅葉が眺められます。

半島と反対方向を見ると、雲と霧が幻想的な風景が広がっています。
半島から少し離れると、ボリューム感たっぷりの紅葉が楽しめて、

近づくとそれぞれの美しい色をじっくり観賞できます。



岩に張り付いたモミジ

屈斜路湖の景色も朝日を浴びて鮮やかになってきました。





雲と霧の動きによってどんどん変わる景色。

半島側の景色も目が離せません。

赤い縁取りがあるように見えるハウチワカエデ。

他の木々との組み合わせが絶妙。

赤・オレンジ・黄・緑、互いを引き立てあっているようなハウチワカエデ。

土田さんがカヌーの位置を調節してくれたので、山の向こうから昇ってくる朝日を拝めました。




雲海も美しい。

オヤコツ地獄に到着。

ゆで卵を作るための穴を掘る夫。

ボコボコと沸き立つお湯の中に

卵を入れます。

数分待ってお湯から引き上げます。

半熟ゆで卵の出来上がり。

地熱で暖かくなっている地面に座って食べる卵、最高でした。

少しぼーっとしていると、夫が枝を地面に突き立てて、枝に石を投げて当て始めました。

すかさず土田さんも投げ始めて、

10数投目で枝を倒しました。

地面から噴き出す蒸気で変色したモミジの葉。

休憩が終わり、再びカヌーを漕ぎ出します。



太陽の位置が少しずつ高くなってきました。

湖面に移る紅葉も素晴らしい。



ナナカマドの紅葉した葉と実が付いたままの木があり、すごく嬉しかったです。



岩についた白いラインは、水位が高かった時の跡。




このナナカマドは葉の色がサーモンピンクみたいで、特に可愛かったです。

絵葉書にしたくなるような景色。

雲と霧が増えてきて、より幻想的な雰囲気に。



ゴール地点が近づいてきたので、最後に紅葉を目に焼き付けました。



カヌーから降りたらすぐに風が強まってきました。

突風で吹き荒れる葉、冬の気配を感じる瞬間でした。


お宿かげやまに戻って、朝ご飯。

食後の紅茶を飲みながら、影山さんとおしゃべり。楽しい時間はあっという間でした。

10月の道東にずっと行ってみたかったのですが、思っていたよりもさらに素敵な風景に出会えて、充実した秋の旅になりました。






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秋の道東2024②

2024-11-01 21:11:34 | 日記
釧路市から弟子屈町へ。
休憩がてら塘路駅に立ち寄りました。

釧網本線の発車時間が近いせいか、意外と人がいました。
茅沼駅と標茶駅の間で車両が通り過ぎるのを見ました。


牧場にも立ち寄りました。
ポニーは人懐っこくて、撫でさせてくれました。鼻息が温かかったです。

ヤギは離れたところにいて、こちらを見て一回だけ鳴いてくれました。

少し時間があったので、初めて多和平にも行ってみました。

標茶町のカントリーサインに描かれている風景。

展望台の上からは360°見渡せます。





羊が放牧されていました。


弟子屈町に到着。
今回もSOMOKUYA土田さんのガイドでカヌーツアーをお願いしました。


気温11℃、風が強かったので体感温度はもっと低く感じました。
白鳥たちが離れたところで賑やかに鳴いていました。

カヌーが動き始めると、数羽が飛び立ちました。

7月に見た深緑は落ちて、見通しが良くなっていました。水量はかなり少なめ。

スタートしてすぐにカワセミに会えました。

黄色く色付いたブナ

鏡の間周辺

川面に浮かんだモミジ

カエデも

モミジかカエデか、真っ赤に色付いた木もありました。

ヤマブドウの紅葉

再びカワセミ発見。なんとか撮影できました。

野鳥の囀りを聴きながらのカヌー、時間の感覚がなくなったように感じることがあります。

ガイドの土田さんが、「ヤマブドウ食べてみませんか?」とカヌーをとめてくれました。

自然の中で熟成されたヤマブドウ。

甘味と酸味のバランスが良く、おいしくてあっという間に食べ切りました。
素朴な優しい味わい、子供の頃に祖父母の家近くにあったユスラウメを食べたことを思い出しました。

派手さはないけれど、色付いた木々が美しい景色が続きます。

大好きなカワガラスに会えました!
とにかく動きがかわいい。
つがいでそれぞれに潜水している姿を堪能。
すぐ近くにシマエナガとハシブトカラの群れもいて、双眼鏡で追うのは大変だったけれど、たくさんの野鳥が見られて嬉しいひと時でした。

エゾシカが時折がさがさと音を立てて移動しているようでした。

毎回楽しみなティータイム。ヤマブドウのジャムが入ったパウンドケーキと一緒に。

ツアーもいよいよ終盤に。
流れが急になるこの辺りは、ヤマセミスポット、今回も3羽に会えました。
先導するように美しく飛ぶ姿、何度見ても感動します。

赤いびるわ橋を通過したらツアー終了。

この写真を撮ったすぐ後、先ほどまで先導してくれていたヤマセミが川上に向かって飛んで行きました。

ツアーの後は、砂湯へ。
日が暮れかけていて薄暗い中でも、色とりどりの紅葉が美しかったです。








冬と違って砂湯には白鳥はおらず、遠くにちらっと見える程度。

大きな鳴き声は聞こえてきました。

移動中に少しだけアトサヌプリ(硫黄山)を見ました。

お宿かげやまに到着。

素敵な空間で美しく盛り付けられた料理を頂きました。


夜はほとんど炭水化物を取らなくなったけれど、かげやまさんではしっかり白米を頂きました。




















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秋の道東2024①

2024-10-31 22:53:57 | 日記
秋の道東へ。
今回の旅は帯広空港からスタート。
空港近くの以平農村公園で、カラッとした爽やかな風を感じながら、景色を眺めました。

湿度が高い日が続いていた東京とのあまりの違いにびっくり。身体が軽くなったように感じました。

夫に逆上がりしてもらおうと思ったけれど、鉄棒が低すぎて危険なのでやめました。

柏の葉があちこちで紅葉していて、赤、黄、茶と個体差があるのが面白かったです。


公園を出てしばらくしたところで、犬発見。


今回の最初の目的地、かっこう料理店に到着。
車が通る道沿いに羊が寝ていてびっくり。

気持ち良さそうに寝ていて、触っても起きませんでした。

毛刈りされていてもふっくらした体型。

少し離れたところにもう一頭いました。

羊に夢中になっているうちに、予約した時間が近づいたので、建物の方に移動。

建物に向かっていると、笹の中に猫発見。

呼んでもこっちを見ないところがとても可愛い。

羊と猫に夢中になっているうちに予約の時間になりました。

席からは紅葉した木々が見えました。

人参の塩スモモ和え

南瓜とかっこう畑のお豆ご飯

長いものカレー煮、南瓜とヤーコンのフライなど、野菜料理いろいろ

放牧豚ロースト ネギトマトソース

甘酒豆乳寒天ときな粉クッキーと有機抹茶

野菜の味が濃くて、どの料理もとってもおいしかったです。
食事の後、もう一度羊を見に行ったら、食事中でした。

もう1匹はまだ寝ていました。


次の目的地の鹿追町へ移動中、畑にいる白鳥を発見。

離れていてもコーコーと賑やかな鳴き声が大きく聞こえました。


鹿追町に到着。
ナナカマドの実があちこちにありました。

神田日勝記念美術館へ。

32歳で亡くなった神田日勝。どの作品も生命力に溢れ、命の尊さや力強さを感じました。

すぐ近くにある道の駅の周りの紅葉もきれいでした。


次の目的地へと移動中、扇ヶ原展望台に立ち寄りました。
神田日勝もここから見た景色を描いていたので、実際に見られて良かったです。

カラマツの紅葉が見事でした。




然別湖に到着。
滞在時間は短めでしたが、カヌーやカヤックなど様々なアクティビティが体験できるようです。




然別湖からさらに移動して、上士幌町のぬかびら源泉郷、中村屋に到着。
以前から気になっていた宿です。

館内は工夫が凝らされていて、どこを見ても面白かったです。
これは熟成中の果実酒。

夕食では食前酒として好きなものを選べました。
私はナナカマド、夫は行者ニンニク。

ナナカマドは酸味とほのかな苦味があり、おいしかったです。
行者ニンニクは透明なのに飲むと強烈な香りでインパクトがありました。

焦がし麦のスープは素朴な味わい。胃腸がホッとする感じで体が温まりました。

ナスやごぼう、根菜の揚げ浸しもおいしかったです。

宿泊者へのサービスがいろいろ充実していて、更別町で作られているポテトチップスが食べ放題。
宿の方から薦められて、囲炉裏で軽く炙ってから食べてみました。

火力が強いところはすぐにこんがり焼き目がつきました。熱々のポテチ、おいしかったです。

空になった袋を見せるともう一袋もらえるシステム。上限はないそうです。
私たちは1袋が限界でした。

星空を見に外に出たら、さっと横切る影。

十数頭のエゾシカが食事中。

距離がかなり近いので、ドキドキしながら少しだけ散策。鹿の繁殖期らしく、鳴き声も頻繁に聞こえました。
星空はすごくきれいでした。

ぐっすり眠った翌朝。
朝の散歩に出かけたら、早速エゾシカ。

晩秋の糠平、宿近くの紅葉はまだまだきれいでした。

川の水流は勢いがありました。



野鳥の囀りと鹿の鳴き声を聞きながら散策。



温泉の熱が湯気になって立ち上っている場所がいくつかありました。

至る所にいるエゾシカ。



アーチ橋が見えてきました。

滝を見ながら川を渡り、

糠平川橋梁に到着。

アーチの向こうに見えるのがは糠平湖。

橋梁の上を歩けるようになっていました。





橋を渡ると、かつて汽車が通り抜けていたトンネルが見えました。

宿に戻る途中、霜が降りた落ち葉が美しくて、しばらく眺めていました。




部屋に戻ると、牛乳が配達されていました。しんむら牧場のノンホモ牛乳、おいしかったです。

チェックアウトして車に向かうと、エゾシカの親子が食事中でした。


車で数分移動した展望台から、チラッとタウシュベツ川橋梁が見えました。
この時期は水没して見えないと思っていたので、とても嬉しかったです。




糠平湖畔にあるヒグマコーヒーで休憩。

席からの眺めが最高。

コーヒーとプリンを頂きながら、景色を堪能。


上士幌町から次の目的地の白糠町までの移動の間、白鳥たちをよく見かけました。

大きな白鳥が飛んでいる姿は圧巻。


紅葉を見ながらドライブ。



白糠町に到着。
晴天の恋問海岸は初めて。きれいでした。



宿のある釧路市へ。
ちょうど夕日が沈むタイミング。世界3大夕日の一つだそうです。


花時計、初めて見ました。

夕暮れ時の景色、普段は仕事中でなかなか見られないので、貴重なひと時。

夜景も素敵でした。



馬と牛がかわいい。


ホテル近くの居酒屋で夕食。北海道ならではの魚、八角がおいしかったです。

幣舞橋近くの夜景は派手でした。






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身体の変化に気づくことの大切さ

2024-10-22 22:02:22 | 鍼灸
時折、患者さん自身が特に自覚症状がない状態で来院されることがあります。
例えば肩こりや腰痛など、自覚症状がある方の場合は、それを改善することを目的として施術し、日常の生活で気をつけることがあればアドバイスをします。

しかし、患者さんの中には「自覚症状はないが、家族や友人に勧められたから来た」という方がいます。自覚症状がない方への施術は、本人に具体的な目的がないため、問診や身体に現れているサインから治療方針を考えます。自覚症状がないといっても、身体の状態を診てお話しているうちに、何らかの症状があることに気付かれる方がほとんどです。しかし、身体には明らかなサインが出ているのに全く気付かれない方がおられます。このような方が一番心配です。

人の身体にはセンサーのようなものがあって、気候や体調が変化した時にいち早くそれに気付いて対応できるようになっています。体質によって感度が高く気付きやすい人もいれば、感度が低く気付きにくい人もいます。気付きやすい人でも疲れすぎると感度が低くなることもありますし、元々気付きにくい人はさらに気付きにくくなります。
何十年も同じ身体で過ごしていると、常に絶好調でいられることはありません。大切なのは全く病気に罹らないようにすることではなく、身体の変化に気付き、なるべく早く対策することです。

東洋医学は具体的な疾患名が分からなくても、身体に起きてしまった不調を治す自己治癒力を高めることが得意です。
自覚症状がなく以前と変わらず過ごしている方も、より良い状態で人生を送るために、鍼灸や漢方を試してみるのもいいかもしれません。
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