はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

2025年 乙巳 始まりました

2025-01-13 18:13:13 | 日記
2025年の初日の出は、日野市の石田大橋から見ました。
日の出までの朝焼けが美しくて、初日の出よりもむしろ朝焼けを眺めるのが楽しみかもしれません。

多摩川の水面に建物が映り、うっすらと川霧で見えなくなっていました。

時折、アオサギ、(多分)ダイサギ、カワウが西の方は飛んで行くのを観察。

アオサギのシルエット。

いよいよ日の出。



大きな鳥たちは初日の出を背景にゆったりと飛び、小さな鳥たちは多摩川の水面の近くを飛んでいました。

帰りは富士山を見ながら。
石田大橋の上から見える富士山。

日野市内の公園から見える富士山。


帰宅後はお雑煮を食べ、 夫の両親が暮らす奥多摩町に行きました。現在無料乗車できる中央線のグリーン車に初めて座れたので、快適に移動できました。

今年は親族皆揃い、近況報告など話しながら食事。
食事後は、バッテリーが上がった義父所有の車をみんなで押して動かすというイベント?もあり、なかなか面白い元日でした。


3日は師匠の元に弟子一同が集まり、新年会。
私は毎年着物で参加していますが、今年は友人も着物を着ていて、とっても可愛かったです。





師匠と新年のひと時を一緒に過ごせる機会があること有り難さが身に沁みるひと時でした。

4,5日は、年末に成形したままにしていた干支人形の絵付け作業をしました。

少し上からの見ると表情が分かりやすいです。

毎年同じ張り子型で作っている、「だるまに干支」シリーズ。
型にはツノや耳にする出っ張りがあるのですが、今回はなるべく丸くしたくて、新聞紙をたくさん貼り付けました。しかしそれにも限界があり、ボコボコした形を生かして4匹のヘビを描いてみました。

立ってるヘビ。

筆の毛が顔に付いたままだけど、気にしないことにしました。

横になってるヘビ。



狙ってるわけではないのですが、頭の形や目の位置は左右非対称になりがち。でもそれもまた可愛いのかなと思います。


6日から仕事始め。
待合室には今年も大きな扇。
蛇目松と石化柳の枝ぶりが格好いいです。

日野市の作業所「つばさ」の干支土鈴、今年もパカっと口が開いててとても可愛い。


今年も森のなかさんが素敵なお正月花を用意してくれました。
色とりどりのマムや葉牡丹。



玄関には椿の花。

お菊の松には、数年前に患者さんから頂いた水引の鶴を添えて。


最後に、今年の師匠の新年の言葉を書きます。
「思っているだけではなく、真剣に実践しなければならない。また、どんなに学んで知識を得ていても、そこに行動が伴わないといけない。行動も意識が一致していることが大切。
そして臨床においては、集中力が決め手になる。日常においては自らの健康に留意してこそそれが可能になる。みんな一年元気に過ごしましょう」

この言葉を肝に銘じ、この一年も臨床に励みます。
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2024年を振り返って

2024-12-31 17:28:40 | 日記

2024年も終わり。
毎年、もう1年が終わるのか、と時の流れの早さに驚きます。
ただ今年は、時の流れは早くは感じるけれど、焦る感じがないまま大晦日を迎えました。
これまで以上に、目の前のことに集中し、今できることを精一杯やろうと意識して過ごしていたからかもしれません。

開院して13年を過ぎ、10年を超えるお付き合いになる患者さんも増えてきました。特に今年は、0歳だった患者さんが中学受験の勉強の疲れを取るために再び頻繁に施術を受けに来てくれるようになり、いざという時に気軽に訪れてもらえる場所の一つになっていることが嬉しかったです。

私個人の出来事としては、今年の夏、更年期による体調の大きな変化がありました。
様々な患者さんの症例を診て理解はしていたものの、実際に体験してみると、初めて気付くことがたくさんありました。
2ヶ月ほどかかりましたが、漢方薬と鍼灸治療で症状が治まり、貴重な学びの機会にもなりました。しばらくは体調が揺らぐ時期が続くと思うので、今後もいろいろと工夫しながら、患者さんへの施術にも生かしたいと思います。

2025年が皆さまにとって良い一年となりますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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師走の札幌

2024-12-27 22:19:08 | 日記
初めて札幌に行ってきました。
すすきのに着いたのは夜。土曜日だったからか、人の多さにびっくりしました。
歩道はところどころ凍っていて、転ばないように慎重に移動。観光客と地元の人では歩く速さが違うのが面白かったです。

翌朝、ホテルから地下鉄を乗り継いで円山公園へ。
赤い実を見ると近くに行って確認したくなります。

ナナカマドでした。

朝の光が差し込んで、木の影が雪面に伸びているのがきれいでした。

公園内を流れる小さな川は凍りかけていて、離れたところからでも結晶の形がはっきり見えました。



エゾリスに会えるかと探しながら散策しましたが、残念ながら会えず。
その代わり、野鳥たちにはたくさん出会えて、すぐ近くで観察できて最高でした。

公園を抜けて、円山動物園に到着。



ここにも実。ナナカマドではなく、ノバラの実のようなサイズ感でピンク色に見えました。

ピントが合っていないけれど、シマフクロウ。

オオワシ。

賑やかに鳴きながら翼を広げていました。足が逞しい。

オジロワシ。いつも屈斜路湖周辺で飛んでいるのを見ているので、動物園で見るのは新鮮でした。

ふれあいコーナーには小動物たちがいて、久しぶりにエゾリスに会えました。

動きがせわしない。それがまたかわいい。



気になる子たち発見。

多分ペリカン

白鳥

鼻に蛇口が着いたエゾリス!

野生ではなかなか出会えないユキウサギ

横顔が可愛い。

正面も可愛い。

シロフクロウ

目が合うまでじっと見つめていたら、チラッと見てくれたような気がしました。

ニホンザルもいました。北海道で野生のサルはいないので、こちらも新鮮です。

みんなで日向ぼっこ。

めっちゃくつろいでる感じ。

ゾウ舎にはゾウのモチーフで飾り付けされたリースが。

右のゾウはお食事中。

木を踏み台にしています。

もう一頭が木を鼻で転がしながらやってきて、同じく踏み台にして食べていました。

雪を掴むチンパンジー

高いところで雪を食べるチンパンジー

エゾシカもいました。
頭を木に擦り付けた後、



ゆっくりこっちを見てくれました。

最高気温がマイナスの冷えた空気には、杉の葉が良く似合います。

ホッキョクグマとアザラシ舎

ホッキョクグマはボールでひとり遊び。





ゴマフアザラシは水槽内をゆったり回遊していました。












海獣好きの夫はじっくり見ていました。

カワウソ

理由はわからないけれど、石にすりすりしていました。

この写真を撮る前、右上のテナガザルが、手前にいるテナガザルに背後から急接近して、後頭部をパシっと叩きながら飛び去っていきました。手前の子がびっくりしていたように見えました。

展示動物ではないけれど、スズメもたくさんいました。

ふくふくして可愛い。

アムールトラ



後ろ姿も格好いい。

ユキヒョウ

モモイロペリカン

ライオン

鳥インフルエンザの影響で鳥類の展示は見られず。同じエリアにいるキリンも少し離れた場所から見るようになっていました。

やっぱり可愛いミーアキャット

上を向いたり



どうぞ撮影してください、と言わんばかりに、じっとしてくれていました。

砂を掘っている姿も見られました。

砂の上で寝てる子もいました。

最後にもう一度ユキウサギとエゾリスを見に行きました。




すすきのに戻り、「パフェ、珈琲、酒、佐藤」へ。
夫は塩キャラメルとピスタチオのパフェ。

私は季節限定の南瓜と小豆のパフェ。

どちらもすごくおいしくて、素材の味もしっかり堪能できました。

テレビ塔の形が素敵。

時計台は思ったよりも小さかったです。

クラシックな建物が街に溶け込んでいる風景がいいなと思いました。

北海道新聞社のフォントが好みな感じで、思わず撮影。

ビルの間から見えるテレビ塔。

大きなピチョンくんの看板

約20,000歩歩いていたので、一旦ホテルに戻って休憩。
日が暮れてからイルミネーションを見に行きました。

イルミネーションを見ることを目的に出かけたのは初めて。



ライトアップされたテレビ塔がとても良い。





色がどんどん変わっていくのが面白かったです。







地下鉄南北線に乗って、平岸駅に移動。
札幌に戻られた夫の元上司と一緒に食事をしました。

お料理はどれもおいしく、上司の方おすすめの日本酒ともよく合いました。

小さな埴輪が飾られていました。


ホテルの近くに着く頃には雪が降り始め、あっという間に道路が白くなっていきました。

翌日は早朝から再び円山公園へ。



北海道神宮の鳥居。

エゾリスを探しながら散策。

一晩で杉も真っ白に。

野鳥の案内図のイラストが可愛い。

参道には除雪車。





参拝した後、少し細めの散策路に入ったところで、エゾリス発見!









数匹のエゾリスが駆け回っていて、多分20分くらい観察していましたが、寒さが厳しく帰ることに。
梅林の中を抜けようと思ったら道がなくて、来た道を戻ることに。

円山公園内でも走り回るエゾリスに会えました。

最後に大好きなエゾリスとの時間を堪能できて、大満足の札幌の旅でした。











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師走の湘南

2024-12-17 22:01:57 | 日記
久しぶりの湘南。
ここ数年さらに人気が出て混雑しているということで、朝早めに行動開始しました。

藤沢駅から江ノ電に乗り、腰越駅で下車。他の駅よりホームが小さいので、4両編成の車両の先頭1両からは乗り降りできないそうです。

腰越海岸。
冷え込んだ朝でしたが、サーファーの方達がかなりいました。

雲の切れ間から少しだけ見える朝日。

江ノ島方面を見ると青空。

水面に映る太陽をしばらく眺めました。

街道沿いから見た江ノ島。

鳶があちこちにいました。
川沿いでイソヒヨド囀りがとても美しかったです。

再び江ノ電に乗り、七里ヶ浜辺りの景色を眺めながら移動。
長谷駅で下車したら、長谷寺に向かう人の多さにびっくり
長谷寺は諦めて、由比ヶ浜へ。
雲が少なくなり、水面に映る太陽の日差しがより眩しくなりました。

小さな神社に立ち寄りました。

鳥居の向こうに海が見えてきれいでした。

海岸通りには初めて見る花。



由比ヶ浜駅に向かっている途中に猫にも会えました。

最初に開院した場所の近くにいた野良猫にとてもよく似ていて、懐かしくなりました。

江ノ電に乗って、鎌倉駅へ。

小町通りは大混雑。裏道を通り豊島屋菓寮八十小路へ。
鳩サブレーのイラストがプリントされた手拭きが可愛すぎてびっくり。

夫はあんみつ。

私は小倉しるこ。

甘いものに全く興味がない夫ですが、ごくたまに付き合ってくれます。

豊島屋本店。

2羽の鳩が素敵。

お年賀、本店のみで販売されている鳩コレクションを買いました。毎年忘れがちなポチ袋も買えてひと安心。

せっかくの鎌倉なので、鶴岡八幡宮に行ってみました。

混み具合がすごいので、入り口付近だけ散策することに。

平家池

源氏池

水面に映る紅葉とカルガモ。

最後にちらっと本宮を見ました。


住宅街を歩いていると、色の組み合わせが美しい紅葉を見かけました。


本覚寺

センダンの実がかわいい。





本堂

本覚寺のすぐそばを流れる滑川。

水鳥がいたので観察していると、

カワセミ発見。
ダイブして狩りをする姿を見て2人ともテンションMAX。

途中サギも飛んできてさらに賑やかに。

計5回、ダイブする姿を見られました。複数回見るのは初めて。ラッキーでした。
カルガモのお尻がかわいい。


立ちっぱなしがさすがに疲れてきたので、散策開始。
またもイソヒヨドリに会えました。


さらに歩いて安国論寺へ。





地元松山の俳人、正岡子規の句碑がありました。ここを訪れていたようです。

落葉したイチョウの絨毯がきれい。

手水場の雰囲気が素敵でした。

本堂の前にはモミジ。

本堂を背にして見たモミジ。

真っ白な八重咲きのサザンカ。



ブッダの像

仏足石

最後にアオサギを観察してから鎌倉を後にしました。


帰宅してアプリを確認したら、18160歩。
久しぶりにしっかり歩いた休日でした。

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秋の道東2024③

2024-11-02 21:32:00 | 日記
最終日は、早朝カヌー。
和琴半島を回るレイクツアーです。

朝5時半過ぎ、少しずつ空が明るくなっていく時間です。

スタートしてすぐに鮮やかな赤が見えました。




イタヤカエデのようでした。赤とオレンジのグラデーションが見事です。

和琴半島は植生が豊かなので、様々な色合いが楽しめます。

枯れ枝と紅葉の組み合わせが素敵。

アオザギが狩りをしようとしていたので近づくと、飛び去りました。

カヌーでゆったり移動すると、いろんな角度から紅葉が眺められます。

半島と反対方向を見ると、雲と霧が幻想的な風景が広がっています。
半島から少し離れると、ボリューム感たっぷりの紅葉が楽しめて、

近づくとそれぞれの美しい色をじっくり観賞できます。



岩に張り付いたモミジ

屈斜路湖の景色も朝日を浴びて鮮やかになってきました。





雲と霧の動きによってどんどん変わる景色。

半島側の景色も目が離せません。

赤い縁取りがあるように見えるハウチワカエデ。

他の木々との組み合わせが絶妙。

赤・オレンジ・黄・緑、互いを引き立てあっているようなハウチワカエデ。

土田さんがカヌーの位置を調節してくれたので、山の向こうから昇ってくる朝日を拝めました。




雲海も美しい。

オヤコツ地獄に到着。

ゆで卵を作るための穴を掘る夫。

ボコボコと沸き立つお湯の中に

卵を入れます。

数分待ってお湯から引き上げます。

半熟ゆで卵の出来上がり。

地熱で暖かくなっている地面に座って食べる卵、最高でした。

少しぼーっとしていると、夫が枝を地面に突き立てて、枝に石を投げて当て始めました。

すかさず土田さんも投げ始めて、

10数投目で枝を倒しました。

地面から噴き出す蒸気で変色したモミジの葉。

休憩が終わり、再びカヌーを漕ぎ出します。



太陽の位置が少しずつ高くなってきました。

湖面に移る紅葉も素晴らしい。



ナナカマドの紅葉した葉と実が付いたままの木があり、すごく嬉しかったです。



岩についた白いラインは、水位が高かった時の跡。




このナナカマドは葉の色がサーモンピンクみたいで、特に可愛かったです。

絵葉書にしたくなるような景色。

雲と霧が増えてきて、より幻想的な雰囲気に。



ゴール地点が近づいてきたので、最後に紅葉を目に焼き付けました。



カヌーから降りたらすぐに風が強まってきました。

突風で吹き荒れる葉、冬の気配を感じる瞬間でした。


お宿かげやまに戻って、朝ご飯。

食後の紅茶を飲みながら、影山さんとおしゃべり。楽しい時間はあっという間でした。

10月の道東にずっと行ってみたかったのですが、思っていたよりもさらに素敵な風景に出会えて、充実した秋の旅になりました。






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