ある放映番組で、男性85cm未満、女性で90cm未満のウエスト が辛うじてセフティラインで、それ以上の方が心筋梗塞や心不全、 動脈硬化などの血流傷害による、突然死の確立が過去のデ-タ -に照らし合わせて非常に顕著であった。そこで診断の基準をこ の一点に絞り、ある職場で肥満度の高い人達に、各自の努力に よって改善を図ってもらったとのことで、その結果六年間、毎年あ った仲間の突然死が皆無に成ったとのことです。各自の行ったダ イエットは、生活習慣の中で無理なく行えて、継続できる方法、 例えば帰りには一駅を歩くとか、自転車通勤で片道は押して歩く、 帰宅後軽いジョギングをする、昼食は家族の協力で炭水化物や 脂肪減のお弁当にしてもらう等などで達成した成果だとのことで す。このような取り組みを、沖縄県のある地域でも実践し始めたと のニュ-スが入ってきています。
内臓脂肪は人間が生存する上で、必要不可欠な機能である。今、 三度の食事に事欠かない現状では、全く疑問に思わないかも知 れないが、世界的には、飢餓で困窮している人々が多数存在し、 一度食したら次に何時食事が出来るか分からない、そのような状 況を想定して、とりあえず内臓に脂肪として貯え、必要なときに取 り出して使用する機能とのことです。また皮下脂肪は外的要因、 暑さ寒さ等から身を守る為に貯えられ、内臓脂肪は皮下脂肪に比 べて簡単に減らすことが可能とのことです。内臓脂肪をどんどん貯 えていくと、悪玉菌の大量放出などにより糖尿病や高血圧など生 活習慣病の元区になる。一方内臓脂肪をバランスよい適量にする と、長寿者に確保されている、アディポネプチンが血液中に増加し、 血管内を活性化してくれるのですとのことです。 その時の体力の状況によって、運動量を徐々に増やすことが大事 で、意識的に体に付加を加える、例えば椅子に少し浅めに腰掛け て、背筋を真っ直ぐにするその状態で鼻から息を吐き、吐いた時だ け数を数え10~20と自分で決めておく。呼吸は腹式呼吸の要領 で、お腹をへこましたり出したりするのがコツです。そして体から力 を抜く。これを一回あたり五分づつ1日何処かで四回すれば二十分 の軽度のストレッチをしたことになり、これを継続すると腹筋が出来 てきます。慣れてきたら片足を交互に軽く上げる動作も加えてみる、 そんなことでも下半身は鍛えられることを認識するべきです。