水やり細心の注意を
三月も中旬になると、日差しがめっきり春めい てきます。草花の種まきをして窓辺で育てると、 意外と簡単に苗ができますよ。まだ庭作業には 早いので、ガ-デニングのウオ-ミングアップの つもりで、種まきをしてみては。容器は深さ5~ 7㌢の浅いものであれば、鉢でも、イチゴなどが入っていた透明のパ ックでもよいでしょう。大量にまく場合は、発泡スチロ-ル箱という手 もあります。土は種まき専門のものを園芸店などで求めた方が無難 でしょう。ごく小さい種をまく場合、土を板状に圧縮したものを十分吸 水させてから使います。種の大きさによって、まき方に違いがありま す。息で吹き飛ばそうなくらいのごく小さい種(ペチュニアやアゲラタ ム、インパチェンス、ベゴニアなど)をまく場合は、古いはがきなどに 種をのせ、少しずつ落としていきます。土はかけません。小粒から 中粒の種(サルビアやマリ-ゴ-ルド、アスタ-など)は、一列にま きます。大粒の種(ヒマワリやアサガオ、キンレンカなど)は、ビニ- ルポットなどにひと粒ずつまきましよう。水やりには細心の注意が必 要です。上からかけてしまうと土が流れてしまうので、底から吸水さ せるか、目の細かいジョウロで静かに与えましょう。いずれの場合も 乾燥を防ぐため、発芽するまで湿らせた新聞紙をかぶせておきます。 (花新聞ほっかいどう)
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