゛まるかん人゛プラトーク

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ペットと暮らせば<たばこの影響>

2007-11-27 14:00:00 | 健康・病気

100_0369 毛なめニコチン体内へ 「中田 千佳夫」

犬や猫を診察すると、たばこのにおいか゛するこ                            とがあります。たばこの煙は毛や衣服に付着し                            やすく、以前から犬や猫にいい影響はないと思                            っていました。アレルギ-性皮膚炎と思われる                            犬から採血して、アレルギ-の原因物質を特定する検査に出すと、                全部の結果にたばこの煙に含まれる物質が入っていました。その                            飼い主の大半が、家でたばこを吸っています。たばこの煙に含まれ                           るニコチンは、体内に入るとら短時間で「コチニン」という無害な物質                           に変わり、70-80%が腎臓から排出されます。しかし、分解され                            ないニコチンも出てきます。今年4月の米国獣医学会報の中には、                           喫煙家庭で飼われている猫の尿中に含まれるニコチンとコチニンの                           濃度を調べたら、非喫煙家庭の猫に比べ、10倍以上の高い濃度が                           検出された-という報告がありました。多くの研究からたばこの煙に                           含まれる約四千の化学物質のうち、いくつかは体に有害なことがわ                           かっています。喫煙家庭の猫はたばこの煙を吸い、体に付着した物                           質をなめて体内に吸収してしまうことから、アレルギ-やがんの発生                          率が高い傾向にあるそうです。だから最近は、アレルギ-性皮膚炎                           の犬や猫の飼い主以外の方にも喫煙を控えることを考えてみませ                            んか、と言っています。(青い鳥動物病院・根室管内中標津町)

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