゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ひと2008<高橋 英紀さん>

2008-11-18 17:20:00 | 人物100選

インドネシア・カリマンタン島で森林復元に取り組む

100_1015 21日から、自ら設立にかかわった北海道カリマ                              ンタン交流協会の植樹ボランティアとして、一般                             参加の8人とともに、泥炭湿地林の修復のため、                             インドネシア・カリマンタン島に向かう。同島は1                              990年代の森林伐採と排水路開発で、広大な泥炭湿地が乾燥化。                 焼き畑の火が地中にまで延焼するなどして、今も乾期のたびに膨大                             な二酸化炭素(CO)排出されている。「先進国のCO2の排出抑制                             も大事だが、途上国の熱帯泥炭地を燃やさないような仕組みも重要                             だ」と訴える。2006年のインドネシアのCO2総排出量は、日本の1・                            5倍、世界全体の8%に達する計算だ。植物と気象の関係を研究して                            いた北大大学院地球環境科学研究科助教授時代、英国の研究者と                            出会い、熱帯泥炭地の重要性を知った。その後、学術振興会の支援                            で10年間、現地の研究者と泥炭火災のメカニズムや環境への影響                             を共同研究した。「泥炭火災を防ぐには、湿地林を保全するのが一番                            だ」と、退官後の06年、同交流協会を設立。以来、成長が早く、耐火                            性に優れた樹木3百本を植えてきた。現地の農民が育てた苗木を日                            本で募った寄付で買い、現地の若者に植えてもらう計画も進む。「住                             民の間に『育林』の考え方も根付かせたい」。札幌市内で妻と2人で                             暮らす。網走市出身。68歳。

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