みすゞのうた~金子みすゞ meets 浜圭介 価格:¥ 3,000(税込) 発売日:2007-09-26 |
「石狩挽歌」などで知られる札幌育ちの作曲家浜圭介さん(61)が、 初めて童謡を手がけ、CD「みすずのうた」(エイベックス、八曲、3千 円)として発表した。「その時代にしか通用しない輝きを持つのが歌 謡曲」が持論の浜さんは、「世代を超えて歌い継がれる童謡を作曲 するのが長年の夢だった」と話している。詩は、西条八十に「若き 童謡詩人の中の巨星」と称賛された金子みすず=1903年(明治 36年)-30年(昭和5年)=の作品から、「象」「魚の嫁入り」など 八篇を選んだ。10年ほど前、偶然、金子の詩を知った浜さんは「言 葉に、美しさと優しさと情が素直に表現されている。独自の温かく ユ-モラスな目線がいい」と感動。童謡の作曲は金子作品で、と 決めていたという。「行間ににじむ金子の目線の温かさを感じさせる 曲にしたい」(浜さん)との思いを込めて、2年がかりで作曲した。伸 びやかで親しみやすいメロディ-を、ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんが 情感豊かに歌い上げている。浜さんは「人や生き物のすばらしさを気 付かせてる童謡をせけひ、親子で歌って」と話す。
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