低温や乾燥から保護
12月はイルミネ-ションを施したり、オ-ナメン トを飾りつけたりと、リビングの主役だったクリス マスツリ-もすでに役目を終え、存在を忘れが ち。そんなツリ-がSOSを出しているかもしれ ません。クリスマスツリ-といえば、本来は「モ ミの木」ですが、近年園芸店で出回っているツ リ-代わりの鉢植えは、葉が黄緑色のゴ-ル ドクレストです。コニファ-(針葉樹)の一種で、 寒さにめっぽう弱いため冬季は室内管理が必要 不可欠ですが、暖房による乾燥も極端に嫌います(無暖房の室内が 最適)。特に温風に当てないよう注意してください。一度乾いてしまう と、なかなか復活してくれません。保護が手遅れになつてしまう要 因に、針葉樹の葉がしおれにくく、形状や色の変化が分かりにくい ことがあります。気がついたときには落葉したり、小枝がポキポキ折 れたりするほど枯れ込みが進んでいます。この状態になってしまうと、 ほぼ再生不可能です。それを防ぐには、日ごろの水やりや霧吹きを 欠かさないことです。鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷりと与えま す。時折、底面給水(鉢底から給水させる方法)するのもいいでしょう。 また、室内に置いておくと、芯が間延びしてツリ-の形状が乱れてし まいます。形を崩さないためには、しばれない程度に涼しくて日当た りのいい場所に置くのが理想です。(花新聞ほつかいどう)
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