「施肥、刈り取りを適切に」
庭には、人それぞれに抱く思い入れやイメ- ジがあるでしょう。「庭といえば芝生がなければ」 という人もいるはず。芝生は、美しい緑をめでる だけでなく、その上でくつろぐという楽しみもある 魅力的な植物です。一年草や宿根草、バラなど に比べると、手入れは簡単そうにも思えますが、 「部分枯れができた」「雑草処理に困る」など、意 外と苦労している人も多いようです。美しい芝を 保つには、植栽前に土の中の雑草の種を処分したり、施肥の際に分 量をきちんと量る、草を刈る高さを守るなど、適切な作業・管理が必要 です。また、芝生の上で子供やペットを遊ばせたいと考えるのであれ ば、できれば無農薬にしたいもの。そのためには、まず寒冷地に合 った、病気になりにくい種類を選ぶということが大切です。それから、 病気や雑草の発生が少ない環境を整えること。病気は、肥料の不足 もしくは過剰、排水不良、高温多湿などが原因となるので、それらの 要因を排除するよう管理します。また、施肥と刈り取りを適切に行うこ とで芝の密度を高くし、雑草の種子を定着しにくくすることができます。 美しく、健康に育てた庭で、楽しい時間を過ごしてください。 (花新聞ほっかいどう)
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