゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ひと2008 堀尾 嘉幸さん

2008-11-05 17:30:00 | 人物100選

長寿遺伝子を研究する札医大教授

100_1002 脳の神経幹細胞が神経細胞に分化する仕組                               みの一部をマウスを使って同僚らと解明し、世                               界的な学術雑誌「米科学アカデミ-紀要」に10                            月、研究論文を発表した。「長かった」と振り返                             る。寿命を延ばすという長寿遺伝子がつくる酵                              素の働きを6年前から研究。今回、この酵素が                              分化の過程で働いていることを突き止めた。国                              からの研究費は最初の2年間のみ。「道の研究                             費に支えられた。でも厳しかった」と言うだけに、                             喜びはひとしおだ。1999年、大阪大助教授から                            札医大医学部薬理学講座の教授に就任し、北海道へ。以来9年間、                  長寿遺伝子の研究に一貫して取り組んでいる。「当時、最も解明さ                   れていなかったのが老化の分子メカニズム。札医大か゛自由な雰囲                             気で新しいテ-マにも取り組めた」自身のこれまでの研究で、長寿                             遺伝子の酵素の働きを促進する薬を遺伝性心不全のハムスタ-に                              投与すると、寿命が延びることが分かってきた。「長寿遺伝子は、い                              ろいろな病気にかかわっているようだ。解明していくことで、ヒトの病                             気の治療や予防に役立ちたい」と、目標を見据える。日々の研究の                              気分転換は、水泳や読書、それに料理作り。「たいていの家庭料理                              ならできます」。生まれは大阪府豊中市で「根っからの大阪人です」と                            も。妻と2人の息子と札幌市で暮らす。53歳。

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