冬を代表する鉢花といえば、シクラメン(サクラソ ウ科)。11月ごろから開花期を迎えるため、花が 少なくなるこの時期、暖かい室内を彩る貴重な 存在です。そこで気になるのは、病害虫の問題 ではないでしょうか。最低気温が十二~十五度 になったら室内に移す時期ですが、何とかその 前に病気や虫を退治しておきたいものです。シク ラメンが病害虫に侵されるは、生育期の4月から10月まで。灰色かび 病(斑点が出て花が褐色になって腐る)や、いちょう病(葉や茎が枯 れる)などにかかることが多いようです。乾燥や高温に弱く、病気が 多発しやすくなります。葉が、けば立ち灰色になったら、ホコリダニ が原因です。ダニの中でも繁殖力が強く短時間で増え、つぼみの汁 を吸い尽くしてしまいます。ホコリダニはシクラメンだけでなく、ほかの 花や野菜にも伝染します。葉の変色や奇形で花が咲かなくなること もあります。防除は、ダニ専用のものを三日おきに3~4回、葉の裏に 丁寧に散布しましょう。アブラムシにも効く薬はこの場合、つぼみや花 にかからないように注意します。シクラメンの別名は「かがり火」。寒い 冬にぴったりのあでやかな花を、ご自宅で楽しんでください。 (花新聞ほっかいどう)
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