゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく<パンの世界②>

2008-11-07 17:30:00 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          健康志向で「黒」も人気に

100_0997「アルプスの少女ハイジ」があこがれた「白いパ                             ン」、皆さんもよくご存じですね。今、私たちは白                              くてやわらかいパンを簡単に食べられますが、                              昔の人たちにとって「白いパン」はぜいたく品。                              冨の象徴だつたのです。ハイジの舞台となつた                              1800年代後半のヨ-ロッパでは、民衆の日々                             の糧は「黒いパン」でした。やせた土地でも収穫できるライ麦や大麦、                 穀物などが原料の、色が黒くて硬めのパンです。パンを週1回、村の                            共同の窯で焼いて保存し、薄く切っては大切に食べました。硬くなっ                             たパンは、粗末なス-プに浸して食べていたようです。白いパンを食                             べることができるのは、年に一度のお祭りの日だけでした。実は最近、                            この黒いパンが、欧米や日本で人気です。ミネラルや食物繊維の豊                             かさと、摂取後の血糖値の上昇が遅く太りにくいとして、注目を集め                             ています。白米に代わり、玄米や雑穀が見直されているのと同じで                             すね。製造技術の進歩で、おいしい「黒パン」が食べられろようになり                             ました。とはいえ、かつての民衆が食べたくても食べられなかった「白                             いパン」ではなく、健康志向で「黒いパン」を食べる現代人。なんだか                            不思議な感じもします。

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