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赤ちゃんの腸内環境は理想的!?

2006-11-29 14:40:00 | 健康・病気

腸の中には約100種類、100兆個もの細菌が住みついています                           が、実は無菌の状態の時期がある。それはお母さんの胎内にいる                            時期。それを示すのが赤ちゃんが生まれて初めてする胎便という                             便で、ほとんど細菌が含まれていない。しかし無菌で生まれてき                             ても、生後一日で悪玉菌が現れる。3~4日経つと善玉菌が現れ                           て、最初に出現した悪玉菌は次第に減っていく。5日目ごろからは                            善玉菌が最大勢力となって、腸内細菌の95~99%を占めるよう                            になるとのことです。一方、悪玉菌は100分の1ぐらいまで激減し                            ていく。この時期に理想的な腸内環境ができあがる

小さい頃に食べ慣れたものが腸内環境に影響を与える                              理想的な腸内環境を示すもの。それは便です。赤ちゃんの便は                             黄色くて甘酸っぱい香りがします。しかし、このような便が出る                              期間はそんなに長く続きません。離乳期を過ぎ、大人と同じ食物                             を食べるようになると、善玉菌は10~15%まで減ってしまい、                              悪玉菌が増えてきます。「すると、腸内が理想的な環境にあるの                             は離乳期まででその後は悪玉菌だらけ!?」と思うかもしれません                             が、成長につれて腸内環境は変化するももの善玉菌が相対的に                             優勢であれば、健康な状態を保つことができる。だからといって                              安心していると、腸内環境の悪化がとたんに始まります。その原                             因となるのは、食生活の乱れ、運動不足、免疫力の低下、その                             中でも最も大きな要因は食生活の乱れである。しかも、子供の                              腸内細菌のバランスの状態は小さい頃に食べ慣れた物が影響                              を与えるので、親が食事の大切さを十分に認識し、伝える必要が                             ある。最近話題になり、注意を喚起しているメタポリックシンドロ-                            ムは脂肪で圧殺状態に成っている内臓の諸機関が、正常に働か                             ないことが原因である。目に見えないために、お相撲さんと同じ                              体型などと思っている方もいる様ですが、彼らは鍛えられた体型                            で、脂肪ではなく筋肉で内臓が保護されています。その相違は                               悪玉菌と善玉菌の比率に顕著に現れ、近未来に及ぼす突然死の                            原因(特に血管障害、動脈硬化・脳卒中など)に深く関わっている                            ようです。                      

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