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(共生植物)コンパニオン・プランツ注目

2009-06-20 15:28:27 | ガ-デニング

ハ-ブ 野菜と一緒に植え防虫・防疫

100_7187 自宅で野菜をつくる際、相性のいいハ-ブを一緒に植え、害虫が近づかないようにする「コンパニオン・プランツ」(共生植物)が道内でも広がっている。野菜の風味がよくなる組み合わせもあり、ハ-ブも併せて収穫できる楽しみがある。ハ-ブに詳しい空知管内由仁町の井上幸子さん(60)、お勧めの方法を聞いた。

風味よくなり収穫楽しみ

コンパニオン・プランツは、古くから欧州などで行われてきた。ハ-ブ独特の香りを害虫が嫌うため、完全ではないが防虫、防疫効果があり、農薬を使わずに野菜をつくることができる。井上さんは30年以上前からハ-ブを栽培、網走管内滝上町のハ-ブガ-デン開設にかかわった。欧州でガ-デンデザインを学び、由仁町の英国風庭園「ゆにガ-デン」では昨年まで園長を務めた。井上さん一番のお勧めはトマトとバジル、ナスタチウムの組み合わせだ。同管内長沼町で今月開いた「ハ-ブ&ガ-デニング教室」でも、この組み合わせを使った苗の寄せ植えを参加者に紹介した。この日は直径約30㌢の鉢を使用。黄色い実をつけるミニトマトを使い、バジルとナスタチウムに、スイスチャ-ドやふ入りミツバ、ゼラニウムも加えた。井上さんによると、バジルハエなどがとまると葉の裏にある気泡が割れ、香りが広がって虫を遠ざける。ナスタチウムも独特の香りでアブラムシやコナジラミを避ける。「トマトはバジルと一緒に植えると酸味や甘みが濃くなる。ナスチウムも葉や花が食べられるので、全部使ってサラダができる」日当たりのいい場所で水やりを欠かさなければ、初心者でも比較的簡単という。とマトが成長したら下の方の葉を落とし、バジルやナスチウムが陰にならないようにする。ゼラニウムも蚊などの虫よけ効果がある。「欧州ではよく窓辺にゼラニウムの鉢植えが並んでいますが、虫が入ってこないようにするためだったんです」このほか、マリ-ゴ-ルドも、キャベツの近くに植えればモンシロチョウを避け、アオムシによる被害を抑える。また、ホウレンソウやレタスなどの葉物には、周囲にチャイブなどネギの仲間を植えるといい。チャイブはバラの根元に植えれば黒星病を防ぐという。「コンパニオン・プランツの効果は科学的に証明されていない点も多いが、自分で試してみて効果を確かめる楽しみもある」と井上さんは話している。

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