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ビ-ルの魅力「新津やすこ解説」

2007-10-16 14:55:34 | うんちく・小ネタ

地域色豊かなエ-ルタイプ

100_0197 ドイツビ-ルと言えば「ビ-ルは大麦麦芽、ホッ                           プ、水、酵母のみで醸造しなければならない」と                               言う「ビ-ル純粋令」が有名です。世界最古の                                     食品の品質保持のための法律と言われ、ドイツでは現在もこの                  法律に基づきビ-ルを醸造していることが、ブラウマイスタ-(醸造                            最高責任者)の自慢です。でも、小麦麦芽を使うヴァイツェンやライ                            麦ビ-ルもあるのでは?実は、冒頭の条文はラガ-タイプを醸造す                           る際のもので、大麦以外の麦芽を使うときはエ-ルタイプのビ-ルに                           しなければなせないそうです。ドイツではヘレスやデュンケルと言った                          ラガ-タイプのビ-ルが有名ですが、エ-ルタイプのビ-ルも多くあ                           ります。道内の地ビ-ルにもよくある「アルト」はデュッセルドルフの                           伝統的なエ-ルで、麦芽の香ばしさと、ホップの苦みがきいた赤褐                           色が特徴です。「ケルシュ」はケルンのエ-ルで、ピルスナ-人気を                           意識し、明るい麦わら色で、すっきり飲みやすい味です。ベルリンに                           は「ベルリ-ナ・ヴァイセ」という非常に酸味のきいた小麦のエ-ルが                          あり、木イチゴなどのシロップを混ぜて夏にストロ-クで飲みます。                            このほかエ-ルだけでなく、燻製臭をつけた麦芽を使うバンベルグ                            の「スモ-クビ-ル」や、ミュンヘンの修道院で断食の際に「液体の                           パン」として飲んだ高アルコ-ルの「ドッペルボック」など、ドイツ全土                           には地域ごとに文字どおり「地ビ-ル」が存在します。

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