駒ケ岳を背景に雄大な眺めの北海道国際ダリア園(写真)
秋を代表する花、ダリアが満開の時期を迎えて います。かつてのイメ-ジを覆ほど、今や花色や 咲き方はバラエティ-豊かです。和風、洋風の どちらの庭にも映えることから、再び人気が高ま っています。近年の品種改良によって、花径5㎝ 以下の小輪から、人の顔ぐらいの大きさ(30㎝ 以上)になる超巨大輪まであります。咲き方もい ろいろで、コスモスのような一重咲き、花びらが 密集した球形状になるポンポン咲き、花弁が細い 線状のストレ-カクタス咲きなど多種多様です。 昨年7月、渡島管内森町にオ-プンした観光農園「北海道国際 ダリア園」には、三百種一万三千株のダリアが植栽されています。 「今が花の最盛期。8月から10月までの長い期間、花を楽しめる のが魅力ですね。もともとメキシコ高地原産の花なので、夜の気 温が下がり、夏に涼しい土地が栽培に適しています。北海道は最 適地といえます。と同園代表の波多野裕輝さん。来年も美しい花を 見るためには、秋のうちの作業が必要です。まず咲き終わった花は 順次、摘み取ります。このとき、茎を傷つけることなく、花の付け根か らもぎ取ることがポイントです。球根は霜が降りる前10月末までに 堀り上げましょう。新聞紙に包んで段ボ-ル箱に入れておけば、 来春の植え付けまで保存しておくことができます。 (花新聞ほっかいどう)
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