゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ゲノム解読 歴史的転換点

2007-12-04 13:30:00 | 健康・病気

ヒトが高度で複雑な生命活動を営める謎の解明を目指し、全遺伝                             子情報(ゲノム)の解読作業が国際協力で始まった1990年代後半、                          遺伝子数は最大十五万個と予想されていた。しかし、解読が進むに                           つれて数が減り、昨年10月の完全解読発表時には、ハエやマウス                           と大差ない約二万二千個と判明。遺伝子数では説明が付かないこと                          が分かった。米国のジェ-ムズ・ワトソンと共同でDNAの二重らせ                            ん構造を発見した英生物学者フランシス・クリックは58年、遺伝情                            報はDNAからRNA、たんぱく質へと伝えられるとの「セントラルドグ                            マ(中心教義)」を発表。ゲノム解読はこの教義に支えられてきたが、                           RNAの半分がたんぱく質合成以外の重要な役割を果たしていると                           判明し、生物学は歴史的な転換点を迎えた。小さなRNAが遺伝子                           制御や細胞分化に重要な役割を果たしていることは、米科学誌サイ                           エンスが2002年の十大研究成果のトップに掲げ、近年急速に研究                           が進んでいる。日本でも経済産業省の「機能性RNAプロジェクト」か゛                          本年度から約六億四千万円かけて始まっており、医療応用などの                            成果が期待されている。

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