゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく「パンの世界⑯」

2009-02-21 15:22:57 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          ド-ナッの穴、諸説紛々

100_1106今、流行中のものといえばド-ナッ。行列ができ                              ることで有名な米国のド-ナッ店が、首都圏でも                             人気を集めました。それに刺激され、日本でもこ                              だわりのド-ナッ店が始めました。ド-ナッの歴                              史は意外に古く、古代エジプト文明にさかのぼります。小麦を動物の                 乳で練り、油で焼いたものが起源とされています。古代ギリシャでは                             オリ-ブ油で揚げたパンが日常的に食べられるようになりました。中                              世ヨ-ロッパになるとフリッタ-、ベニエなど甘いお菓子の性格が強ま                            ります。これがオランダから米国にわたり、現在のド-ナッになったよ                              うです。なぜド-ナッに穴が空いているのかは、諸説紛々としていま                              す。よく知られている説は、オランダのド-ナッは小麦の生地(ド-)の                            真ん中にクルミ(ナッツ)をのせた揚げ菓子でしたが、米国に渡ったオ                              ランダ人がクルミを入手できず、クルミをのせる部分に穴を開けたから                            だ、というものです。また、ある船長か゛かじ取りの際に、食べかけの                             パンを近くの突起物にひっかけておけるよう、穴を開けたという話もあ                             ります。いずれにしても、ド-ナッの穴を見ていると、なんだかほのぼ                             のとしてしまいます。

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