@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

濱 嘉之/鬼手 世田谷駐在刑事・小林健

2014年03月11日 | 小説

鬼手 世田谷駐在刑事・小林健を読みました。



日本有数の高級住宅地にある学園前駐在所を守るのは、山手西警察署の小林健だ。

彼が全国に名を馳せる暴力団捜査のエキスパート“鬼コバ”であることは、まだあまり知られていない―

持ち前の機動力と情報力で、芸能人やIT長者と暴力団の繋がりを摘発した小林が遂に挑んだのは、未解決の「一家殺人事件」だった。


交番の警察官が、実は捜査のスペシャリストという設定です。

2012年にTBS系で哀川翔が主演でドラマシリーズ化されました。


交番の話とあって本筋は担当地域内で起こった単発の事件や近所の住人とのエピソードなどが1章ごとに書かれています。

その中で、一見単純に思える事件の陰に隠された真実を”鬼コバ”が鋭く暴いてゆく・・・。

この辺の設定がドラマ化された由縁かもしれませんね。

さらに、著者が警視庁OBと云う事で随所に警察組織の事が詳しく書かれています。

しかし、逆に物語の本筋を楽しもうとすると、この辺の詳しすぎる記述がちょっとウザイ感じがしました。

この小説の満足度:☆☆☆ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする