Hさんの故郷に着きました。15年ぶりの帰郷です。
札幌から車で約4時間半。苫前郡初山別村。
現在の人口は1200人。その内の2/3が高齢者と云う過疎の村です。
こちらは村のメイン通り。 左に見えるのが村役場。
信号は3箇所しかありません。
村で唯一のコンビニ。 昔からのお店は既に閉店していてこの店が頼りです。
海岸通り。
見渡す限り人影無し・・・雨のせいか?
幼い頃に遊んだ川。
昔はもっと水嵩があって両岸が石積みになっていました。
その石垣の中には川蟹やドジョウや小魚が沢山いました。
右手の小高い山は野苺や山葡萄、桑の実、小桑などが自生していて取り放題でした。
また冬にはスキー場になりました。
漁港の近くの家
板葺きの納屋には漁具が納められています。
小さな漁港。
錨も錆び付いています。
網に取り付ける浮き。
海岸線。
左手には天売、焼尻島。 右手には水平線に浮かぶ雪を被った利尻富士。
今回は雨で見る事が出来ませんでしたが、水平線に沈む真っ赤な夕陽とのコラボはまさに絶景です。
小さい頃は見渡す限りの砂浜でしたが、今は波を遮るテトラポットがずらりと置かれています。
この砂浜が海水浴場です。
蟹や馬糞ウニ、つぶ貝などを潜って取って、浜で焚き火を起こして焼いて食べました。
もちろん投げ釣りも。 アイナメや鰈、冬にはカジカも釣れました。
山百合が咲いていました。
薔薇苺。 今風に言うとラズベリーです。
これを取って砂糖を振ってそのまま食べたり、煮込んでジャムにしたり、焼酎に漬けたりしていました。
Hさんはこの村で生まれてから高校卒業までを過ごしました。
自然と思い出が一杯の場所です。