早目の御墓参りで千葉県の手賀沼へ行って来ました。
手賀沼周辺には鰻屋さんが沢山有ります。
御墓参りを済ませてから、近くのお店で鰻を食べるのが我が家の恒例となっています。
しかし、今年は土用の丑の日と重なってしまい、どこのお店に電話しても既に予約で一杯でした。
諦めきれずに彼方此方に電話して入店OKを頂いたのが我孫子駅前にある「安井家」さんです。
車で20分程で到着しました。
小ぢんまりとしたお店を想像していたら立派な店構えでびっくりです。
お店の前の道路まで良い香りが一杯に広がっていました。
ガラス越しに鰻を焼いている処が見えます。
創業昭和2年、初代・安井吉左エ門が東京・隅田川の生きの良い魚を佃煮製造し販売したのが安井家の佃煮の始まりです 。
戦後、我孫子の地へ移り70年以上、安井家の佃煮は我孫子の名物として「ふるさと産品」にも選ばれ、 我孫子の味として日本全国へ発送しています。
また、焼き立ての鰻をそのまま真空パックした商品もあり度々TVで紹介されています。
そんなお店をリニューアルして店内でも焼立ての鰻が食べられる様にしたそうです。
清潔感溢れる店内で鰻重の松を頂きました。
蓋を開けると甘く香ばしい香りが鼻腔を擽ります。
創業から継ぎ足しているタレはやや甘くあっさり目ですが、逆に鰻の味を際立たせてくれています。
うなぎの食感はやや肉厚のプリやわ系で、皮が香ばしくボリュームも充分でした。
接客も丁寧でまた来たいと思わせるお店でした。