暗くなる前に釣り場から撤収をして近くにある旅館へと向かいました。
海岸の間近に佇む、1931年創業の「さざ波館」です。
玄関も歴史を感じさせる佇まいです。
中に入ると天井には大凧が吊ってありました。
受付もご覧の通り。 何か田舎に帰ってきたような親近感を覚えます。
アンティークな置物も。
館内も昭和レトロそのものです。
築約100年経っているのに、これだけ維持しているのは逆にすごいですね。
共同洗面所
この給湯機は流石に使われていない様です。
こちらの火鉢と鉄瓶は昔は客室で使われた物でしょうか。
これはステレオラジオ!?
談話室
味がありますね~!
さざ波文庫なる部屋もありました。
部屋の中は書斎の雰囲気です。
かってのオーナーの愛蔵書でしょうか。 夏目漱石全集など名作がずらりと並んでいます。
こちらは2階の客室前の廊下。 床の塗料のはげ具合が時代を感じさせます。
我々は本館ではなく、隣接した離れに泊まる事にしました。
その離れの部屋がこちらです。
専用の洗面所もついています。
浴室もありました。
一つ残念だった事はトイレのドアノブが壊れていた事でした。
引っ張ると握り玉が取れます。 握り玉がないとトイレに閉じ込められます。
流石に、ここまでレトロじゃなくてもいいんですけどね!!
まずは大浴場で疲れを癒します。
まるでコーヒーのような色が特徴的な“鉱泉超音波風呂”が愉しめる大浴場。
湯に浸かると血行が促進され、疲れた体がほぐれるなど、マッサージのような効果があるそうです。
ぬるま湯なのでゆっくりと入れます。
洗い場は昭和レトロを思わせるレバー式のシャワーとお湯水を押すタイプの蛇口、洗面器はケロリンでした!
こうしてさっぱりとした後は夕食です!
続く・・・