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三浦しをん/舟を編む

2012年06月02日 | 小説

三浦しをん 著 舟を編むを読みました。



玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。

個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。

言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。

しかし、問題が山積みの辞書編集部。

果たして『大渡海』は完成するのか──。


「辞書は言葉の海を渡る舟 海を渡るにふさわしい舟を編む。」

「辞書を編集する話」なんて”小難し
くて堅苦しい小説なのかな?”なんて思っていましたが・・・

意外や、意外! 

結構軽めで、なかなか面白く、すいすいと読み終わりました。


軽いと云っても、登場人物がそれぞれに魅力的で面白いと云う意味で、

テーマの辞書を編集する過程については、一つ一つの言葉の奥深さや作業の大変さ、難しさがしっかり伝わってきました。

へぇ~、一冊の辞書を作るのはこんなにも大変なんだと云う事がよく判りました。

素直に読みやすく楽しめる一冊でした。


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