PC本体のSSDにはデータは保存せず、データはすべて外付けHDDに保存している。
PCにはメインのHDDとバックアップ用HDDの2台を接続。
バックアップ用HDDは、メインHDDに保存しているデータのうち、JPG写真・動画をバックアップ。
写真・動画以外のエクセル、ワードなどのデータはクラウドを使っている。
写真のRAWファイルについては、専用HDDにバックアップ後、PCと接続しないで保管。
基本的にRAWはJPGに現像した後の使用頻度は少なく、接続しないことでHDDの劣化を免れる。
問題はJPG写真・動画のバックアップで、削除や追加など異動があるたびにバックアップする必要がある。
もともとものぐさな性格から予想していた通り、やがて、その都度のバックアップが面倒になって、ずっと放置状態となっていた。
なんとかできないものかとネットで探していたら、FreeFileSyncというソフトが見つかった。
これは、クリックするだけでメインのデータとまったく同じ内容にしてくれる(ミラーリング)素晴らしいソフトだ。
しかも、時間もそれほどかからない。
中原一雄という写真家が愛用し絶賛紹介しているソフトで、無料、高機能、日本語対応。
↓ こちらの記事にソフトのインストールから設定まで、わかりやすく説明されている。
ファイル同期ソフトの決定版?FreeFileSyncの導入と使い方[Win,Mac対応] - studio9 (photo-studio9.com)
2020年12月の記事なので、比較的新しいソフトなのかもしれない。
ちなみに、メインのHDDはRAID1という、二つのHDDにデータがが常にまったく同じ内容で記録され、一つのHDDが壊れてももう一つのHDDが残るというシステムを使っている。
しかし、このシステムには大きな欠陥がある。
同じ型番のHDDを同時に使用開始し、使用状態も完全に同じ経過をたどるので、一つが壊れた時はもう一つの方も壊れる可能性が高いということである。
これを回避するため、使用開始後2年経った時点で、二つとも正常であっても一つを交換して経過年数に差をつけることにした。
しかし、ここでもものぐさな性格が出て、2年経った時点での交換をさぼった。
3年経過して、やっぱり気になり、一つを交換しようと思ったら、なんと同じ型番のHDDは生産終了となっていた。
RAIDシステムは、HDDの交換は同じ型番でないとトラブル発生のリスクがあり、交換時点で生産終了の可能性があることが難点だ。
今のところ、RAID監視マネージャーは二つのHDDは共に健康状態良好となっている。
FreeFileSyncというソフトにより、RAIDのミラーリングと同じように、簡単にまったく同じ内容にできるので(自動同期も可能)、2Tのバックアップ用HDDをメインと同じ4Tのものに替え、メインの全データをバックアップすることにした。
メインがもし壊れたら、RAIDでない普通のHDDにすれば、同じ型番の必要もなく、使用開始時期の違う二つのHDDでバックアップをすることになる。
むしろ、型番もメーカーも経過年数も異なる2台のHDDでバックアップした方が安全性は高まる。
NASという自家用クラウドのようなシステムもあるが、とりあえずはバックアップ用HDDを替えて、メインの全データのバックアップでいってみよう。
ところで、わが映画コレクションから13年ぶりに「ブレードランナー」を見た。
近未来を描くSF映画なのに、出だしが2019年11月ロサンゼルスの設定とあってびっくり。
2021年の今、人間と見分けがつかないレプリカントという人間型ロボットはいないし、空中を飛び回る車もない。
1982年公開の映画なので37年後の近未来という設定だが、現実は映画が描くほどの科学の進歩はなかった。
映像美にこだわるリドリー・スコットが独特の世界を構築。
CGを使わず、光と雨による雰囲気の創出がなかなか。
日本要素の違和感ある散りばめ方も面白い。
レイチェルの無機質的な美しさが艶めかしい。