わが映画コレクションは現時点で842本。
かつては1,000本を超えていたが、毎日1本見ても1年で365本しか見れず、全部見るには何年もかかるので、減らした。
これ以上何度も見たいと思わない映画、映画通には評価が高いが僕的には芸術性がうんざりする映画などを売却。
コレクションのなかで、最も古い映画は1925年ソ連製作の無声映画「戦艦ポチョムキン」。
下層階級である水兵が艦長など上級将校の非道な仕打ちに対して反乱を起こすという、共産主義革命のプロパガンダ映画だが、映画としてぐいぐい引き付けるパワーがある。
有名な「オデッサの階段」シーンは、ケビン・コスナー主演「アンタッチャブル」で乳母車が階段を落ちるシーンに模倣された。
ショスタコービッチの音楽が映像を盛り上げている。
無声映画はもう一本ある。
1927年公開のフランス映画「ナポレオン」で、賞賛を得ながらも埋もれてしまっていたのをフランシス・フォード・コッポラ監督が修復・復元し、4時間版として1981年に公開した。
日本公開版は黒澤明が監修している。
少年期の兵学校時代からイタリア遠征軍司令官として進軍するまでが描かれているが、この映画もパワフルで、見ているうちにどんどん引き付けられる。
ただ、3時間42分と長いので二日に分けて見ることになる。
「戦艦ポチョムキン」もそうだが、動員エキストラ数がすごい。
邦画で最も古いのは1935年製作の「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」。
コミカルで人情味溢れる素晴らしい映画だ。
コレクションのなかで、最も新しい映画は、2023年公開の「ゴジラ-1.0」。
絶賛コメント多数だったので、ブルーレイディスクを購入。
絶賛とまではいかないが、面白さはまあまあ、かな。ディスクを買って後悔しない範囲のレベルではあった。
ゴジラの破壊力より人間ドラマに力点を置いたところが今までのゴジラ映画と違う。
SFXは迫力十分ではあったものの、まだアメリカのレベルには達してないと思った。
コレクションのなかで中古市場で最も高額なのが1998年公開の「ザ・グリード」。
今はⅮⅤⅮが生産がされていないことから希少性が高く、amazonの中古販売価格を見ると、なんと22,500円!
面白い映画ではあるが、映画としての価値と価格が見合っているとは思えない。
コレクションのなかでも特に好きな映画やSFXの大迫力を100インチの大画面で堪能したい映画はDVDからブルーレイディスクに買い替えている。
ところがその買い替えでガッカリした映画が2本。
1本は「グラディエーター」で、DVDの時のしっとりした美しい色彩感がなくなっていて、本当にガッカリした。
ブルーレイディスクの購入と同時にDVDは売却してしまっているのでどうしようもない。
もう1本は「エル・シド」で、「intermission」直後の2時間1分のところで音声に難あり。
好きな映画だけにとても悔しい。
チャールトン・ヘストンはその存在感が抜きんでた不世出の偉大な俳優だ。
「ベンハー」「十戒」「エル・シド」「猿の惑星」はブルーレイディスクに買い替えた。
これらの映画と比べると「北京の55日」は作品的には落ちるので、DVDのままにしている。
日本の軍人として伊丹十三が出演しているが、ichizo itami と出ているので、この頃は一三と名乗っていたようだ。
さて、この年末年始、どの映画を見ようかなー。
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