くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

<あのとき・あのころ>第二部(1983-2003) [4]

2014-02-05 12:58:49 | イギリスの旅
ラオジィエパオリュイチュイ


 このカタカナはお呪いではない、日本語読みすると、ロウガイホリュウクとなる中国語、老害?労咳?まさか?

ワードで一度に転換できないが、老街保留区、日本流にいうならば、古い町並みの保存地区、となるのだが、

昨今日本のあちこちで話題になる“町おこし”の、例えてみるならば「長浜」のそれとは少し趣を異にするのではあるが・・・。

 私が<経済>の仕事にたずさわる前年の秋、いまは亡き杉野団長(当時大阪市大教授)、松野秘書長(立命館大教授)の学者・専門家で構成された視察団が協会から派遣されていた。

その報告書が遅ればせながらわたしの仕事始めに出来上がり、その配布などの打ち合わせで松野先生がよく事務所に立ち寄られていた。

松野先生はご夫妻ともわたしの大学の先輩で、その後先生が学術交流で一年余り北京と上海に滞在されていたときは、季節の衣類の運び屋をご夫妻から承ることになるのだが、このときは報告書に記載されていない視察のこぼれ話などを幾度となく拝聴した。

 そのひとつが、上海の住宅事情。

日本でも戦後から高度成長に入るまでのころ、私もふくめて新所帯―核家族の住宅難はあったが、上海の場合、市内では元々は一家族の住居に最低三家族が同居して、一人当たりの居住面積は平均3㎡、バス・トイレはなし、流しも共同使用とあって、“新婚さん”も住むに家なし、と別居生活を余儀なくされる状況が続いていた。

松野先生のご紹介で、団員として参加されていた大阪市大の斎藤先生(前会長)にお目にかかり、ご専門の都市計画(その数年前に交換教授として同済大学でも教鞭をとられていた)をふまえた、上海との経済交流を志向することになる。

これが斎藤先生との、今に至る20余年のお付き合いの始まりである。

なにはともあれ上海の現状を、さらに専門家の立場から考察し、対策を立案・献策することからはじめようと、窓口の上海友協に連絡したが、反応が鈍い。

訪中の都度、窓口の責任者に当方の意図を説明、当初の要らんお節介、という段階から、上海の専門家も参加した「共同考察」という形の
受け入れに至るまで、数回の面談と一年近い時間がかかった。

 市内の「共同考察」の対象となったのは、南市区(いまは隣接の黄浦区に吸収)の老西門を起点に、復興東路・中華門路・蓬莱路に囲まれた地区、中心には文廟(孔子廟)もある古い街並みで、住居のほかに商店や小さな工場が散在していた。

 初めて現地に足を踏み入れた日本の専門家が、魚眼レンズなどで周辺の家並みを撮影していると、住民たちに取り囲まれ、難詰される事件も発生した。

「共同考察」は、地元住民の、厳しい“監視”のなかでスタートしたのであった。
   
(2004年5月26日 記)

イギリスの旅のおまけ

2013-08-30 14:41:33 | イギリスの旅
今回は、カタール航空を利用した
英国を朝飛び立ち、カタールで乗り継ぎ
朝食を食べ、トイレに立った折下界を見下ろすと、朝日に彩られた白銀の山脈
























どのあたりかと、機の地図を見ると








ヒマラヤ山脈か天山山脈上空なのか
真上から見下ろす雪の山脈は、今までに見たどの山よりも神々しく
すばらしい眺めでした

これも、今回の旅にいい思い出になりました



ロンドンの街角で

2013-08-24 09:11:22 | イギリスの旅
イギリスの旅では、作家や哲学者、研究者・芸術家等々
本の中や映画のシーンの現場に出くわす
これがまた、旅の楽しみ
ここがどこだったか、思い出したり忘れたりしながら
この旅の締めくくりにしたい





ウェストミンスター寺院(ダイアナ妃の葬儀もここで)


ロンドン塔


ハリーポッターの物語のスタートを飾るステーション


このカートを押して壁の中に消える


壁の横はハリーポッターゆかりのグッズや書籍売り場


隣はユーロスターの出発ホームや地下鉄乗り場


ユーロスター 


フランスまでは近い(日帰りでランチを食べショッピングにフランスへ)


ホテルまでの帰りに旅仲間5~6人ととバーへ立ち寄り、
ホテルへの道を間違えてうろうろした~



セントポール大聖堂のリス

2013-08-24 09:10:50 | イギリスの旅
セントポール大聖堂の裏庭の木に住みついているリス
通りがかりの人たちに木からするすると下りてきて
食べ物をねだったり、木に登ったりしている







木から下りるときは、頭からするすると


このリスはメスなのかな~


この尻尾を見ると、ピーターラビットに登場するリスの舟の帆はこれだと納得





あとで聞いた話によると、野生動物にはかかわらないように!

と言うことでした




セントポール大聖堂  ロンドン

2013-08-15 10:02:21 | イギリスの旅
ロンドンの金融街にある大聖堂で聖パウロを記念する聖堂1666年の
ロンドン大火の後、1710年にクリストファ・レンにより再建された

1962年 チャーチル王太子とダイアナ元妃の結婚式が執り行われた


正面の階段からお二人は市民の祝福を受けながら教会へ入られた





111mの大聖堂は青空にそびえたち素晴らしい眺め



聖パウロの像





庭園では、リスが遊んでいた







庭園で咲いていた花


ホテルからも近くにあり、旅とも4人で自由に見学に出かけた。内部の大聖堂のすばらしさに
圧倒されながらチャーチル王太子とダイアナ元妃との結婚式の写真を見たり、地下室の納骨堂
(チャーチルやフレミング、ミレー、ヘンリー・ムーア他)を巡ったり、大聖堂の床から85メートル
の高さの塔に登り、ロンドン市内を眺めたり、大聖堂の内部を真上から見下ろしたり。

入館料がシニアは値引きがあったり、庭園でリスたちと遊んだり、木々と花々の中のベンチで
くつろいだり、見学者ものんびりと過ごしていた

(この聖堂では、音楽会や葬儀など催しごとに貸し出しているとのことでした)







大英博物館

2013-07-26 14:24:07 | イギリスの旅
イギリスらしい博物館
世界各国の遺跡や遺品、作品が収集されている






椅子に飾られた武器






武器で木のモニュメント





キャノンのカメラ



アジア地域の展示








日本からは九谷焼の花瓶



そして、人骨


ミイラ









古代ローマ時代の壁画



























たくさんの展示品で、時間がいくらあっても足りない

素晴らしい博物館です









ウィンザー城

2013-07-16 19:33:32 | イギリスの旅
女王陛下はこの城におられた


ロイヤルステーション 


お召し列車




電話ボックス


ウィンザー城の城下







ウィンザー城






この旗が揚がっていれば、女王が滞在されている



女王陛下はこの建物に滞在されている


白いチューリップの花


藤の花  (この城も花壇がきれい)


衛兵の交代 (衛兵の帽子が1つ10万円ですって)






疲れると少しの距離歩いてもいいんだって!









バッキンガム宮殿

2013-07-16 17:51:11 | イギリスの旅
女王陛下は留守だったけれど騎馬兵は見ることが出来た

女性の隊長さん かっこいい!!









公園と花と銅像に囲まれた宮殿









エジンバラの象徴ユニオンジャック
(7月の市民投票で英国から独立することに決まれば、この像の行方は・・・・)



衛兵の交代  差別になるので身長は問わないとか









この2階建てバスに乗って観光した 



歩行者用信号機 道を横切りたいとき自分で押す



オリンピックの時のポスト  これは今年だけのものとか


いま建設中のガラスのビル(世界1になるとか)資本はカタールから



チャーチル元首相の銅像



自転車で出勤かな?
















ストーンヘッジ(イングランド南部)

2013-06-28 15:06:39 | イギリスの旅
謎に包まれた古代の遺跡

いつ
誰が
何のために
どのようにして

建造されたのか

いまだに謎の遺跡



見渡す限り広い草原の中に石の遺跡
ストーンヘッジの後ろに見学客が映っているので大きさは対比して!!












こんな広々とした草原のなかにこの遺跡だけがある



周りの牧場では羊がのんびりと草を食んでいる