くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

紅茶が美味

2007-10-31 10:01:54 | 四季おりおり
すこし気温が下がってきた
肌寒くなってくると、あたたかいものがほしくなる
部屋に立ちこめるコーヒーの香り
沸かしたての湯で ゆっくりといれる紅茶
中国茶もいいけれど
そんな 日本茶ももちろん

今日は
紅茶

水は汲みたての水(動いている水・湧水が最高)
よくわかして

使う器をすべてあたためて
紅茶をポットに入れ
湯を注ぐ

ふぁ~と広がる香りをまず楽しみながら
2分から3分むらし(茶葉の大きさで変わる)
私は別のポットにすべて移して
やや口の広いカップでストレートで飲む

この時期はまだストレートで飲む

私のこの時期のお気に入り
インド・ダージリン セカンドフラッシュ
茶葉は大きくて
ところどころに新芽の白い茶葉が混じっている

香りは  太陽の香り  健康的のかおり 
水色は  すこし 赤みがかっている
味は   コクがある  
     飲んだ後にのこる甘さと独特の味はすばらしい
     体にすなおにしみこんでいく感じがたまりません

まだ カップは抱えて飲みません

冷めてもおいしい

★ 一口メモ  茶葉は少なめ
        
     


母親の1周忌でした

2007-10-30 15:18:16 | 四季おりおり
母親の1周忌だった
早いものだと法要に集まった
親族や知人とあいさつを交わしながら
昨年のことを振り返ってみた

遺影の母は
穏やかに微笑んでいる
檀家寺のお坊さんの読経にお説教
いつもは家人たちと食事をして故人をしのんでくださるのに
今年は報恩講で大忙し
食事もせず 説教もそこそこに退散した

親族や知人で
母親の思い出話をした
食べ物のこと 好きな色・服・食べ物・花
得意料理 口癖 話しぶりから 考え方
いつもしているエピソードが
繰り返し語られる

ビデオも大活躍
酒もまわり ごちそうを前に 
賑やかな法要となった

昨年の葬儀の日も
高く晴れ渡った空には
雲の姿もなく
秋の一日だった

誰もが 
次回は自分と言い聞かせながら
それでも 時間は平等に過ぎて行った

 

日本民家集落博物館 白川郷の囲炉裏番

2007-10-22 13:13:02 | ボランティア
秋の日差しの中を、上品な向学心あふれる団体の紳士淑女がわが囲炉裏端に来られた。拙い説明も静かに耳を傾けてくださった。
お聞きすると『風樹』という俳句の会の方たちでした。(納得です)
さて この『風樹』の属しているNPO法人・日本詩歌句協会の大阪大会があります。
★ 日時 12月16日(日) 午後1時開催(受付12時より)
★ 場所 大阪国際会議場 1009会議室

特別企画
1.源氏物語の表現の特色 講師 神作 光(日本歌人クラブ会長)
2.奥の細道       講師 豊長みのる(日本詩歌句協会会長)

大会参加申し込み締め切り  11月30日(金)
参加費 1000えんと返信用80円切手を添えて事前にお申し込みください
560-0021
豊中市本町4-8-25 豊長方
     NPO活動法人日本詩歌句協会 大会委員長 平田繭子宛

詳しくは ℡ 06-6857-3570 「風樹会」まで

久々の雨

2007-10-19 11:00:56 | 四季おりおり
駆け足で10月に入り
行事に追われているうちに
もう 10月も半ば

右手のことも(3月に骨折)
構っていられない
それだけ 使えるようになったってことか・・・・・

リハビリの先生とも
ご無沙汰だ
主治医の使っているうちに治るで~
って言葉を信じて
ときどき 
いたっ!!
と言いながら
つかえ つかえ と使っている

今日は部屋中に冬物の衣服を広げ
衣替え
午後からはアイロンがけ

決断力のない私は
不用品もたくさん処分できずに
しまってある
えーい この際 処分しょう


公民館祭

2007-10-13 01:05:43 | 四季おりおり


ほんとに体が2ツほしい
と 叫びたくなるが
加齢とともに 動きは鈍くなるばかり
あちらこちらに 不義理を重ねながら
行事に追われているこの頃

今日から公民館祭の開催です
私が所属しているグループのひとつが
喫茶店を催し 会費を稼ごうと協力一致
およばずながら お手伝いしました

もう一つのグループは 明日1日
秋をテーマに「煎茶会」を開きます

ほうじ茶で 中国茶手前を と銘打って
加賀献上棒茶 と 宇治の上林春松園のお茶を
飲み比べてもらいます。

お菓子はいつも頂戴している曽根の和菓子屋さん
秋をテーマに ご主人にお菓子を創作してもらっています
どんな お菓子ができあがることか
楽しみです

さあ 明日はがんばります !!





ロビー展「住宅都市“とよなか”のルーツを探る」開催

2007-10-10 15:48:17 | 四季おりおり
あと2日になったけれど 「原田城跡 歴史と文化の会」と豊中市教育委員会との共催で 豊中の農村から住宅都市へと変貌を遂げる100年ほどを写真や地図、当時の家庭用具などで見ることができる。
昨日新聞に掲載されたので、来館者が増えている

新聞の切り抜きを持参している人
新聞を見たから来た、
懐かしい写真を見せてもろたわ、
まだ生まれてなかったが、阪急の駅ができたころはこんなだったんやな~
176号線は開通当初は自転車が2,3台や
曽根駅乃できたころは、まだかやぶきの家がたくさんあったで
岡町も松の木に囲まれていたらしいで、原田神社の境内を横切ったらしいわ
こんなでんきのアンカ 家にもあったわ
15年ほど前 小林一三と親父が取り交わした契約書
市に寄付したけど出てないな・・・・
とか いろいろと聞かせてもらっているうち
私の頭の中も、豊中に対するイメージが膨らんでくる
阪急電車は切り離しては考えられない
100年の歴史って、おもしろいですよ

12日の金曜日(12時まで)
 
アイロンも トースターもな なつかしいわ



秋山郷から大阪へ (29日)

2007-10-10 15:10:45 | 四季おりおり
朝 目の前の鳥兜山は姿を現していた。想像していたよりも迫力がある山だ。宿より少し下ったところにある大秋山の集落跡へ立ち寄る。戸数わずか8軒、天明の飢饉で途絶えたこの村に「いかに滅ぶか 滅びの美徳」という言葉があてはまるものなのか、ガイドの説明に生い茂った杉林を渡る風音をききながら思いをはせた。

次に秋山郷歴史民俗資料館(山田さんの個人館)自宅を開放し秋山の暮らしを伝えているご夫婦 80過ぎのご主人は昔の暮らしを飾らずとつとつと語る。奥さんは若かりし頃 奈良へ出稼ぎに行っていたとかで、関西人を懐かしがってくれたが、紅葉の季節には観光客が大勢おとづれるそうで、いきいきと当地の暮らしを話される。(帰宅後秋山をおとづれたことのある方たちは、この館に結構立ち寄っておられる)

昼食は「ひだまり」というペンションで。オーナーは今回の旅の秋山でのガイドさんの相澤さん。秋山の里人ではないとのこと。住み着いて長い。現皇太子殿下の秋山郷訪問ではご案内もさせていただいたとのこと。
岩魚の雑炊。きのこたっぷりで山の味のする雑炊。私の感覚では米よりもそば米で炊いたら面白いのではないかと、ふと思ったが。

山をまた下り切明温泉 少し時間があり川に降りて温泉の湧き出ているところを見つけ足をつけしばし瀬音を聞きながら、となりで温泉につかっている群馬からの家族連れと話をする。今日は1日ここで遊ぶそうで子供たちは水着で、お父さんは裸体でタオルを片手に温泉を楽しんでいた。

別れを告げ奥志賀高原を横切り、丸池から長野駅まで、途中トイレ休憩で立ち寄った道の駅で、リンゴと秋姫というプラムを試食。これがおいしい。

長野駅で弁当を買いこみ、ワイドビューしなの22号で名古屋へ 新幹線ひかり23号で大阪駅へ無事到着

いい旅でした。



秋山郷へ

2007-10-03 23:13:21 | 四季おりおり
9月28日(金) 快晴 夕方から雨

じょんのび村 朝風呂に入りおいしい朝食を食べ→昨夜の荻の島環濠住宅へ再度訪問→高柳町から職員のガイド→朝日の荻野島の風景は昨夜とがらりと変わって村人も(高年齢みたい)田にでて働いている。
農機具も使って昔ながらの農業でもないみたい。水は山からではなく水道

塩沢の鈴木牧之記念館へ 1770年1月生まれ 父親の影響を受け幼少より学問や文芸の勉強をし、俳諧・書画もした。質素倹約を旨とし家業の質屋とちヾみの買付で塩沢でも屈指の地位となり、文筆活動では子孫への「夜職草(よなべぐさ)」秘境の秋山記行を40年の歳月をかけて「北越雪府(ほくえつせっぷ)」を書きました
館内は築19年を経てまだ木の香も残る建物で短冊や絵画、塩沢の絹織物、機織り機や民具ときれいに整理され展示してあります。


塩沢の街はいま保存地区となり盛んに改築が行われていて、その中の1軒 脇陣の高田家のご当主に改築中の家内を見せてもらいました。通用門は雪国らしくくぐり戸でせまく、えらい方々のために戸を3枚にし上にも持ち上げられるように(頭を下げさせない工夫)がなされ、蔵は4つ 1つの蔵には米が1000石積み上げられていたそうです。他の蔵には嫁入り道具や先祖代々が収集した品々、ただ家訓で手に入れたものは蔵から出さない、だから今でも何があるかわからないので、改築後の和室に展示するのだそうです。蔵と住居に囲まれた庭は江戸時代の庭と現代の庭がうまく調和して苔がきれいに手入れされています。

田圃と山に囲まれた農道を小型バスで走って津南町歴史民俗資料館へ
整った顔立ちの声のよく通る女性から、津南町の雪の中の生活用品なくてはならないヤマゾリやダイコンを保存する大きなツぐラ、植物繊維からより合わせた糸で編んだ編み衣(国重要文化財)驚かされたのは先の地震で大部分が壊れた縄文時代草創期後半の爪形文土器(焼け跡がのこっています)卯の木南遺跡出土、縄文時代中期中葉の東北の影響を受けた火焔型土器・道尻手遺跡出土、これらの土器が所狭しと並んでいます。この時代にここでは人々の生活がしのばれます。

この資料館の隣には220年前の茅葺民家が49年の状態で保存されています。
しかし日本民家集落博物館にある土間座での生活ではありません。板の間になっておりました。
昼食はおそばと小鉢にずいき・フキノトウ・大根・きゅうり・キノコ、野菜のてんぷら、紅マスの甘露煮、お茶はそば茶 おいしかったです。
(こういう食事のときは 一口のアルコールがほしいと思いながら・・・)

いよいよ待望の秋山郷の山里に入ります まずは見玉不動尊 近在のみならず遠方からも目を患った人たちがこのお堂で7日間の断食修業をし目を治すと今もお参りが絶えないそうです。山に入れば木々がうっそうと茂り、滝音も高く水が流れおち、深山幽谷の風情なので秋山の人々の心の支えの不動尊となっています。


そろそろ空模様があやしくなり大正時代には東洋1と言われた水力発電が見え始め途中から案内に参加してくれた民宿ひまわりの相澤さんの説明では、秋山郷でも発電所の仕事が入り村は潤ったそうです。
800メートルほど山に入り雨が降り始め、秋山郷総合センターとねんぼ着 この建物は小学校と診療所と郵便局と役場を兼ね備え、ひとりの女性が切り盛りしていました。小学生は6名で4年生・3年生・2年生だそうです。すぐ下に保存民家があり見学、やはり板の間の床でした。壁はこのあたりはすべて土壁にスギ板を張り巡らせたもの、雪国ならではのものです

急峻な山道を小型バスで100メートルほどのぼり今夜の宿 のよさの里につきました。雨は本格的に降り始め目の前に鳥兜山が見えるらしいのですが、なにもみえません。夕食はヤマメの串焼き、山菜、味噌汁、たけのこやうどの煮物やてんぷらとやはり盛りだくさん、宿主が酒を配ってくれ「今夜は露天風呂が故障で使えない」と平身低頭されました。雨も降っていることだし 酒もおいしいし温泉の風呂はありますから満足の夜となりました。

そういえば この旅では男性と女性とで4,5人づつの相部屋 私の部屋の女性はみんな酒を好みましたので、楽しい夜を2日とも過ごしましたのでテレビを1度も見ることなく、夜の更けるのも忘れて話に花が咲きました。

つづきは、また

旅に出ておりました

2007-10-01 00:09:39 | 四季おりおり
長野県の秋山郷とそのゆかりの鈴木牧之をたづねて旅していました

まず 9月27日 快晴 まだ暑い
サンダーバードで金沢まで行き、乗り換えて地震の傷跡が残る柏崎、ここからはバスで高柳町・じょんのび村(泊)
夕暮れ迫る萩の島環状かやぶきの里集落を散策。

まだ地震の面影をブルーシートや壁の亀裂に残した柏崎市高柳町から3.5キロほど山あいの集落は、まるで日本おとぎ話に出てきそうな村 萩の島 民家の約半分がかやぶきで、古いそれらの家が田を囲んで環状に建っている。
翌朝おとづれるのはわかっていたのだが、黄昏の中でこの風景を見たいと夕暮れまじかの村をおとづれた。
コスモスと藁ぶき民家、低い山が迫っていて田を取り囲むようにして建っている民家の数は48戸 800年を経た杉の木に守られるように酒の神様 松尾神社 この村人の氏神様だそうです。
村祭りにも、正月の初もうでも、この神様だそうです。
通りがかりの村の女性におききしましたら、今年のとり入れは1週間前に終わったこと、雪が深いので出入り口は中門にもう一つ出入り口をつけ雪を落として出入りすること、かやぶきの民家を見に来られる方や写真撮影の方が増えているけれど、本当はこの生活を見られるのははずかしいこと、などかいつまんで話してくれました。そして1軒の家を指差し、「おじいさんが亡くなって、おばあさん一人では雪下ろしができなくて、高柳の老人ホームにいったからこの家は今空き家になっていますと告げられました。
村に入った時から、土のにおいと少し冷たい心地よい秋を久々にかんじました。
ここに来る道中はまだ暑かった  
秋の短日はすぐ暮れて、あたりは家々のかすかな明かりだけがもれ、そっと覗いてみると家の中では腰のかがんだおばあさんが夕餉の支度に余念がない。
車で迎えに来てもらうまで公民館の明かりの下で待つ。(車が来ないと真っ暗で途方に暮れるような闇です)

その夜は 近代設備の行き届いた じょんのび村 食事も山菜が中心の膳 酒はどぶろく 地酒と山菜によく合い、つめたいぶろくに大満足

風呂は肌がつるつるとしてくる天然温泉、露天風呂もあり17夜の月を見ながらのゆったりとした時間です。

夜具は分厚い布団 でも すこしクーラーを使いながら布団をかぶってぐつすり寝た。

翌日はまた次回!!