男性用は「ゴ」
女性用は「キラ」
民族衣装を着せてもらってディナーを食べたが、日本人にはなじみの着物に近い
襟も着物風打ち合わせ、女物はウエストまでの上着と巻きスタート
上下同色もあり、色合わせをして上下別色の織物もある。
男性は、着物によく似た長い上着を腰できつく帯で巻き膝までたくし上げ
ゆったりと着る。
足はハイソックスに革靴、儀式では刺繍のされたブーツ
山繭のシルクのものや木綿の織物で、我々のガイドさんは36枚持っているとのことでした。
そして、お祭りにはみんな一張羅を着て集まるそうです。
かっこいいですよ
(以下は http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%B3 より)
ブータンは、1989年より日常着として公の場での民族衣装の着用を国民に義務付けた
公の場とは、公的機関(ゾンや役所など)、寺院、学校、公式集会、公式行事をその範囲としているが
近年その解釈が厳格になり、現在は自宅以外の場所として認識されている。
違反した場合の罰則規定もある。
警察・軍などの制服職、外国人、ネパール系住民、固有の衣装を持つ少数民族はその限りではないが、
無用のトラブルを避けるため着用せざるを得ない人も多い。
公務員は職務中、いずれの民族であれ民族衣装着用が義務付けられる
正装の場合、「ゴ」の上にカムニと呼ばれるスカーフをまとう。
スカーフの色は身分によって分かれており、
一般市民は白、
大臣クラスで濃いオレンジ、
国王はサフラン色と決められている。
「キラ」は3枚の布を繋ぎ合わせた大きな布を巻衣の状態で、肩の部分をコマという留め具で固定する形で着用する。
ブータン人は着道楽とも言われ、余裕のある人々は衣装や装飾品に糸目をつけないことでも知られる。
近年日常着としての機械織りも普及してきたが、伝統的な手織りの織物は現在でも珍重されている。
「ゴ」や「キラ」は織物で有名なクルテ地方、タシガン地方、カリンなどの東部で生産されるキシュタラ、メンチマタ、ルンセルマなどの絹織物を使って作られる。野生絹(ブラ)を使った織物も有名。祭の晴れ着などを有名産地や織り子にこだわって個人的にオーダーする人も多い。寒冷なブムタン地方では、ヤタと呼ばれる毛織物も有名である。