くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

白川郷の囲炉裏番

2009-04-30 20:57:51 | ボランティア


もうゴールデンウィークを楽しまれている方たちも
大勢いることでしょう
今日の民家集落博物館はかなりの来館者でにぎわっていた

そんな中
囲炉裏端には可愛い訪問者
吹田市にお住まいの迫間さん(叔母様)と
交野市にお住まいの姪の1歳半の李花ちゃん



快い晩春の風の吹き抜ける囲炉裏端で
白川郷の民家のはなしや
李花ちゃんのこと

(妹さんのお子さんで、妹さんが働いていらっしゃるので
 ご実家で母上が預かっているらしい。
 時には伯母の順子さんが面倒を見ている)

その順子叔母から 李花ちゃんにこんなメッセージ

敷居の上にのった李花ちゃんに
『敷居の上にはのるものではありません』

いまどきの若い方には珍しく 思わず注目していると
『私の子どものころは父親から厳しくしつけられました』

う~ん 私もそうだった
  
「親の頭を踏んでいるのと同じだ」 なんて言われた

順子叔母さん、まだお若いのです(写真でわかるかな)
(李花ちゃんは、まだ言葉もあまりおしゃべりしないのよ)
この『しつけ』って すごいな

2時間あまり のんびりと遊んでいかれた

その間も、見学者は絶え間なく広い室内や囲炉裏で話していかれた

白川郷の軒先には、杜若も今きれいに咲いている



入り口には、麦の穂が色ずきはじめ大きなこいのぼりも風に吹かれています。












スズラン

2009-04-28 10:46:02 | 四季おりおり
スズランの花言葉
純潔 純愛 幸福のおとづれ 

ヨーロッパでは「聖母の涙」
ドイツでは「5月の小さな鈴」と呼ばれ
Lily of the velley(谷のユリ)

ユリ科 スズラン属

★ ご注意
  根と根茎に毒がある
  スズランを入れた水を飲んで死亡した人もいるとか
  胸痛 痙攣 呼吸困難 心不全 ・・・・・

  スズランを取り扱えば、手を水でよく洗いましょう。

『きれいな花には・・・・・ですね』



雨の日の茶会

2009-04-25 21:49:51 | ボランティア


朝からの雨 
数日前から、天気予報は雨でそれも雷もなるかも・・・・・
なんて 最悪の天気予報
ボランティア茶会は、スタッフのことも考慮して
たまたま 2人はそれぞれ予定がありお休みだけれど
1人のスタッフも、雨の日は交通が不便

それで 当日は私1人で担当することにして
連絡し、休んでいただいた

桜の季節も過ぎたし
茶室に来られても 私で対応できるかと思って

お茶は 煎茶で 京都・松風園 『舞鶴』
お菓子は 駿河屋の羊羹
床は  煎茶翁の 『高 遊外』肖像画



どうしても飾りたかった かきつばたの花を部屋の片隅に飾り



床柱に掛け花で 『宝鐸草』

雨音を聞きながら ひとりで準備をしていると
こころが静まってきて
楓のみどりに取り囲まれている小間の茶室は
ほんとうに居心地がいい
この 贅沢な気分を独り占めしているのが
ありがたい時間

そとは 風も出てきたようで
えもいわれぬ木々の香が漂ってくる
この自然の風を取り込みながら
体はひとりでに癒されているようだ

客は2人 だった
ボランティアで囲炉裏番をしている方と
館の職員さん(休憩時間)が
入館者もいないのでと のぞきに来てくれたのだ

丁寧に煎茶手前をして
1煎、2煎と飲んでいただく
3煎目は 羊羹とともに
本来は白湯なのですが、といいながらお煎茶を差し上げる

日々のことなど話しながら
いい時間の過ぎ去ったこと
帰るころには、もう雨もあがっていた





岐阜県白川郷の囲炉裏番

2009-04-23 14:14:35 | ボランティア
 

2週間ぶりに日本民家集落博物館のボランティアに出かける
木々の緑がまぶしいほどに風に揺れている。
塩爺こと、塩川清十郎家の長屋門をくぐると、そこはもう別世界
清らかな空気とみどり、それだけで体の奥のほうからやすらぎが
よみがえってくる。
やっぱり ここが私の癒しの場所なんだ
ボランティアをさせていただきながら
こんな贅沢なひと時を過ごせるとは・・・・・

桜の後の博物館は、しばらく静かになるのだけれど
今日は三々五々と人々が入館される
アメリカからの旅人 年配のご夫婦2人連れ
そして、神戸のご夫婦 またご夫婦 etc アベックが多いな
しかし、白川の民家の説明はよく聞かれて質問もされる

大勢一緒に住んでたんでしょう

いや ここは15、6人から20人までですよ
250年ほどたっています
この博物館へこの家が来てから53年目です

など、話しながら囲炉裏のまわりでくつろいでいる。


祖母と孫と思われる2人連れは
さかんに、木の燃えるにおいと囲炉裏端がお気に入りで
お行儀よく座られて藤沢周平の大ファンで、ファン倶楽部にも入っていること
小説の中で、『はばき』というのが出てくるが、ここの展示ではじめてみて
感激したこと、紀州生まれだから昔のおばぁちゃんの生活が思い出されるとか
話していかれた(写真)



桜後の花も次々と咲き始めている





一心寺へ月参り

2009-04-22 10:31:34 | 四季おりおり


月一度 姉のお供で一心寺へお参りする。
夕陽丘・四天王寺の地下鉄の駅で待ち合わせ、一心寺まで
いつも四天王寺さんの日(関西ではこう呼ばれている)で参詣者が
おおい。
もちろん、境内では市もたっている。
一心寺も大勢の参詣者で、人ごみに押されながらおまいりする。
私は、浄土真宗なので京都へお参りに行くのだけれど
姉は真言宗で、どこの宗派も受け入れてくれる一心寺で
祖先を安置している。

ろうそくをたき、線香を上げ参拝を済ませて

いつも天王寺あたりで食事をして、お互いの生活状況を語り
ちょっとデパートにも立ち寄り、季節の洋服などながめたり
手に入れたり、また地下へ降りて
今日の食材を求めたり
ささやかに、姉妹の月1度の食事会が終わる

ちょっと食べ過ぎて、メタボになった

夜 エルエストスポーツクラブでマシーン相手に健闘した


東華菜館(北京料理)

2009-04-22 10:22:02 | 四季おりおり


年に2回 職場で苦労した同僚や先輩たちと
友好を図ったり、近況を語ったりで
食事会をしている。

今回は京都3条大橋のそばの『東華菜館」で集合
もう 年だからといいながら、ここの中華はおいしいな~ と
でてきた料理は、けっこうなくなる
同僚の噂話や、今活躍中の参加者の近況など
時間のたつのも忘れて 話していた
食後に「ねねの小径」あたりを散歩しようといったいたのに
話し足りなくて、喫茶店にはいり またまた積もるはなし・・・・・

いや~ 晩春の宵 いいひと時だった


関口知宏さん「鉄道紀行」トークショウ&サイン会

2009-04-19 16:42:28 | 四季おりおり
NHK番組 列島縦断鉄道12000㌔ 最長片道切符の旅」で俳優の彼が旅人となり、
JR鉄道の旅をし、けっこう気に入って見ていたのですが、
今回は佐川美術館(滋賀県守山市)での「絵日記原画展 
-旅、ひと、こころー」展が5月24日まで開催中で、今回は彼を招いてのトーク&サイン会

私も2004年からの彼のファンで、昨日美術館に出かけた。
彼が来館というので、何時も静かな美術館は大勢の人たち。
水に囲まれた館内は、熱気にあふれている。
「ヨーロッパ編と中国編」の展示だが、スケッチブックにまとめられているため(彼がトークショウでも言っていたが、書き始めたのは自分の絵日記としてだったので両面に書いてしまったので展示できるような状態でなく)今回は4月26日までと4月28日から5月24日までの2回に分けて、展示することになった次第。

会場では大勢の人たちが、思いのほか静かに順序良くA5サイズほどのスケッチとエッセーに見入っている。ところどころに彼とスタッフが取ったスナップ写真が飾られているのと、旅行中に使われたリュックと色鉛筆、シタールや二胡やヨーロッパの国の弦楽器が飾られているくらいのシンプルな展示。

ところが
彼のスケッチの前に立つと、私の想像していたのとはぜんぜん違った!!
色鉛筆だけで描いたとは思えない見るものに訴えてくるスケッチ
そして、彼自身の飾らないことば。

スケッチはうまいです
文字も上手です

単純な構図と、きれいな色彩
詩のようなことばのつらなり。

見る人たちのこころに訴えてくるものがあります。
もちろん、テレビ放映の折々の映像と重なるのかもしれませんが、
あ~ あのときのことだ~ 
なんて一人合点してしまいます。

トークショウは、室内の予定でしたが多人数のため急遽屋外の水辺で
彼の姿が見えると、すごい拍手です
このことに感激したという彼は
「自分はこのような日が来ると思っていなかった」
「旅は99%は苦しい、つらい旅でした、のこり1%が嬉しいふれあいの旅」
だったと本音のはなしでした。

両親に似ていない自分の長所や短所もよく分かっている彼は
これからも、さわやかに旅をつづけることでしょう。

本になったスケッチ帳は、求めませんでした。
もう一度、本物を見たいという気持ちからです。


さくら さくら・・・・・

2009-04-17 15:49:52 | 四季おりおり
今年の桜は思いのほか長く見られた
散り急ぐこともなく
あたたかな陽射しにのびのびと咲いている
こころない風にもなんら臆する風もなく
ひらり ひらりと舞ってくる
酒杯にも花びらを浮かべ
口に運ぶ美酒は えもいわれぬ香

こんな春の日が
続くことを思いながら
しかし時は
まえぶれもなく移ろっている


エコカー ホンダ インサイト

2009-04-11 07:59:32 | 四季おりおり
我が家にホンダ インサイトが来てから1ヶ月が過ぎた

10年間お世話になった ホンダCRV車は、よく走ってくれたのだけれど
もう そろそろ と乗換えを考えていた折 

エコカーが出るから待ったら

とのことで 2月に試乗して
その場で契約 
運転免許のない私には、乗り心地と値段と燃費と
デザインと色だけしか 分からない

う~ん 前の車は大きかったから 車体は高いし
目線が違うな
シートが硬い 
エンジン音が 聞こえない(これは静かで驚きです)

まだ 走行中にインサイトの車にあったことがない
契約とともに手に入ったので
先行しているみたい

走っていると 目線をよく感じるこのごろです

 

露の五郎兵衛師匠

2009-04-01 10:12:43 | ボランティア
 

「あほなこと まじめにやって 50年」 露の五郎兵衛師匠

「名残の花には夢がある」八代目林家正蔵師匠から
贈られた言葉を励みに上方落語に花を添えた師匠が他界された

露の五郎兵衛師匠 77歳 
(3月30日に多臓器不全のため)

映画の子役から2代目桂春団次に入門
昭和43年に2代目露の五郎襲名
平成17年に上方落語の祖、2代目露の五郎兵衛襲名
怪談噺や芝居噺、人情噺、お色気噺を手がける
即興劇の大阪にわかを継承し、「一寸露久」(ちょっと・ろきゅう)の名で公演
著書は「上方落語のはなし」など多数
平成6年、上方落語協会5代目会長に就任し10年間つとめる

昭和62年公演先の札幌のホテルで脳梗塞で倒れ、酒・タバコを断ち
平成14年に入院し、15年には「命びろいさせてもらった」と洗礼を受けられた。

私が師匠にお会いしたのは、3年前の「彦八まつり」だった
すこし、お足が悪いようで鳥居のしたを急ぎ足で一門の屋台に行かれている姿。
夏の暑い日にもかかわらず、きちんと着物姿で白足袋だったのが印象的でした。
(他の落語家さんたちは、一門の浴衣がけで汗いっぱいの中)

ご冥福をお祈りします。