くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

シルバーウィーク     

2009-09-23 10:08:07 | 四季おりおり


シルバーウィークも今日1日となってしまった

今回は 『子供伝統茶道講座』 を皮切りに
例月どおり21日にお寺参りに出かけ
毎月の参拝者の何倍にも膨れ上がった善男善女の波の中で
日本人の祖先に対する心をしみじみ感じ
彼岸を期に『骨納め』をする家族連れを
前月に甥の『骨納め』に参列したことを思った
行事を積み重ねることで
すこしづつ 心の整理をしていく
そして、やがて自分も彼岸に行く日を迎えることを
思うのが彼岸の行事だと最近は自覚するようになった



『子供伝統茶道講座』は、小学校4年生以上の子供さんたちに
2時間ばかり「こどものマナー」を教えるのだが
マナーってな~に から始めないと理解できないかと
危惧していたが、
「あなたの1日」から生活習慣や挨拶言葉、してほしいこと
など、質問形式で講座を進めてみると、だんだんと
子供たちの目が生き生きしてくるのが分かった

声を出して挨拶、態度に表す相手を思いやる心
それをさりげなく、目に立たないようにする

これがマナーの極意です
理解してもらっただろうか?

そして、立ち居振る舞い
立つこと    座ること
そして外を歩くときの注意事項

最後にお煎茶とお菓子をいただいて
2時間の終了
次回までの宿題で、
1日に一つだけ「家族のためにあなたがしてあげること」を
一人つづ発表してもらった。
さて 次回までにどれだけお約束が守れるかな~



22日は、『四季』のサークル活動
抹茶の手前を楽しみ、万葉集の講座を受け
すこしリラックスできた。

今日は梅田まで、旅に出る準備に入る。







宋の女流詩人 朱 淑真

2009-09-17 15:59:37 | 四季おりおり
  秋夜          秋 夜

夜久無眠秋気清   夜久しくして眠る事無く秋の気配清し 

燭花頻剪欲三更   燭花 しきりに切って三更にならんと欲す

舗床涼満梧桐月   舗床涼は満つ梧桐の月

月在梧桐缺処明   月は梧桐の缺けしところに在りて明らかなり

詩の意味
秋の夜長に寝付かれず、秋の気が清々しい。
灯火の芯を幾度と無く剪っているうちに、いつしか三更になろうとしている
敷きのべた寝台は、ひえびえとした涼気が満ち、桐の木の影がくっきりと映る
仰ぎ見れば、月は桐の葉の間から明るい光をそそいでいる。





サントリー山崎蒸留所工場見学

2009-09-14 15:45:48 | 四季おりおり
行きたいと思っていた山崎蒸留所を訪ねた
水無瀬川の清流の流れる山間に蒸留所は緑と花に囲まれて
さわやかな秋風のなかに私達を迎えてくれた

水無瀬川の94%の軟水で蒸留される『山崎』ウイスキー
イタリアのホテルの部屋で『山崎』のポスターを見たときから
一度たづねたいと思っていたところだ。

ガイド嬢の山崎ウイスキーの出来る過程をききながら
酵母菌のかおりにつつまれた工場の内部をたどり
さて 水無瀬の水でできた炭酸水で割った山崎12年ものの試飲

口の中で シュワ~ とはじける快感

おいしいな~
次は水割り  
ロックでのんでいる方
白州をのんでいる方
みなさん しあわせなひと時だ

案内嬢のつれない最後の挨拶で
いや~ もうすこし飲みたかった!!
と やや不満を覚えながら売店へいき 
とりあえず 山崎18年ものを手に入れ
電車にゆられて気持ちよく帰宅

あとで知人に聞くと、1階のカウンターバーで
有料で山崎ウイスキーを飲むことが出来たんだって!!

次回は、カウンターバーでいただくことにするわ

白露

2009-09-07 11:08:41 | 四季おりおり
 

子供たちが夏休みを終え
昼間の日差しに残夏を感じて
まだまだだ~
と 体感していると

太陽が西に沈むと
初秋の気配が漂い始める
挨拶の言葉も

「しのぎやすくなりました」

振り返って見ると
今年の夏の暑さは 例年の暑さとは
すこし違っている
クーラーのお世話にも余りならなかったし
寝苦しい夜も 数えるくらい

そして 今日は
『白露』

日本ではこの季節   草露白(そうろ しろし)  草に降りた露が白く光る)

中国ではこの季節    鴻雁来(こうがん きたる)  雁が飛来し始める

という時期に入る

私流煎茶では、このころから冷茶からそろそろ熱いお茶を
入れる時期の目安にしている