くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

面白かった

2006-07-29 10:00:00 | 四季おりおり
『大蔵流狂言鑑賞会』を見に行った。 

入場料 200円 
しかも出演者は 善竹会(善竹忠一郎・善竹忠亮・善竹隆平・善竹隆司) 

演目は 

◎ 千鳥  主人の使いで酒を買いに行く太郎冠者、ツケがたまっていてなかなかうまく買えませんが、あれこれと芸を披露してやっと手に入れる物語。

◎ 水掛婿 水田を舅が見回りに行くと、水が一滴もなく隣の田の婿の田には水がたくさんある 舅は婿の田から水取り返し見張っていると婿がやってきて、田の水で口論となり取っ組み合いのケンカになります 聞きつけた娘が止めに入って・・・やはり婿の味方になり、舅は「いくまいぞ いくまいぞ」と後を追って退場します。
 
◎ 伯養  伯養(はくよう)という座頭が師匠の琵琶の糸が切れたので知人に借りに行き、そこへ玄当(座頭)が来て演奏会に琵琶を使いたいので自分に貸して欲しいと無理をいい、困った貸し手は何か勝負をして勝った方に琵琶を貸そうと提案し、二人が相撲を取ったのはいいが、目が不自由なため貸主を二人して倒してしまいます。 

単純明快なストーリーで1時間半 たっぷりと楽しませてもらえた。これも芸の力
会場もほぼ満員。 そこここで笑いが起こり古典芸能のよさを味わったひと時だった 


日本民家集落博物館 囲炉裏番

2006-07-28 15:29:04 | ボランティア
蚕はみんな繭になっていた
きれいな形の繭に
次には
☆ 繭・さなぎ → 繭を食い破ってさなぎが出てくる → 交尾 → 産卵 → 天国へ 
☆ 繭・さなぎ → 冷凍庫(天国へ)→ 日に当てる(2.3日) → 湯につける → 5から10本どりで糸をひく

博物館では糸紡(つむ)ぎ体験講座が開かれます 
8/26(土)・8/27(日) 10:30~11:30
ところ 飛騨白川の民家前
催し19 養蚕(ようさん)体験でできた繭(マユ)から糸を紡(つむ)ぎます。絹糸の感触の体験をぜひどうぞ。また、昔の「衣」について考えてみましょう。

フランスとニューヨークから来館客 
団扇片手に民家の隅々まで見学していかれた
どちらも、温度は35度前後あり 暑いらしい
でも 日本の湿度はたまらんな~ ですって 

ただ 年々日本の気候もアジアモンスーン地帯の気候に近づいてきたように思う


蓮の花

2006-07-27 08:12:11 | 四季おりおり
soramameさんのHPに 岐阜羽島の大賀蓮記事がされている。
そうなのか 岐阜羽島にも咲いているんだ

ちかごろ 宇治の平等院の蓮がやたら見たいと思っている
極楽浄土に咲く花の様子が見てみたい

以前 東北の旅で 中尊寺へ行った 
ちょうど7月で 松尾芭蕉翁の句で有名な燦然と輝く金色堂で 蝉時雨を聞いた
一瞬の静寂があり また 響き渡る蝉の声
立ち去りがたいひと時を思い出す

そこでも 四代泰衡公の首桶から発見されたハスの種が平成10年開花に成功し、「中尊寺ハス」といわれて咲いていた。

蓮は下界は泥沼の中で 頭を上げてわれわれにきれいな姿をみせてくれる。
東南アジアでは仏教国ではとくに蓮の花は珍重されている。
中国でも韓国でもタイでも(自分の旅した国)

タイのマーケットの蓮の花束は
特にきれいで、ホテルのショーウィンドにひそかに飾られていた 

日本民家集落いろり番

2006-07-25 11:00:00 | ボランティア
私の周りでは3日前から蝉が鳴き始めた 

最初は 「え せみなの」 
と 耳を済ませて確認したほど3,4匹だったのに
だんだん増え始め今朝は元気いっぱい 鳴いている 
この梅雨のひぬまもセミたちは精一杯なんだ
いつも この鳴き声に 元気をもらっている私


さて
日本民家集落博物館の白川郷の蚕たちは
もう そろそろ繭になり始めているはず
6センチを超えた蚕たちは
桑の葉のえさを食べるのをやめ
首を持ち上げて
おもむろに糸を吐きながら
自分の身体を 糸で巻いていく
すこしづつ すこしづつ
あの白い糸に包まれて 
繭になっていく

そんな 季節です 


『ふろしき包み講習会』ご参加ありがとう

2006-07-25 09:41:17 | 四季おりおり
『ふろしき包み講習会』 産経新聞ウェーブ産経主催
ご参加いただいた皆様 ありがとうございました。 

(以下は産経ウェーブ担当者さんからのメッセージです) 
当日は暑くもなく、前日までの雨も上がり「ふろしき包み日和」でした。 
朝はほかにイベントされるところがなく、ほかの部屋も休憩場所に提供いただき、
さらに庭も鑑賞できるようにしていただいて皆さんも講座前に行かれてました。
僕もイベント最中に少しだけ抜けだして、ししおどしのカーンっていう乾いた音を遠くに聴きながら「いいとこやなあ」って静寂に浸ってました。

 ふろしき講座は2度目でしたが、やっぱり畳の上で広げて、というのが
 いいですね。皆さん箱やビール瓶などを上手に包んだはりました。
 最後は帽子やリュックまでふろしきで作って、つくづくふろしきのすごさ
 を僕も再認識しました。

よかったですね
ご参加の皆様 一つ日本文化を再認識されましたね。

不参加の私は 次回は是非参加と思っております。 




 

日本民家集落博物館

2006-07-23 11:09:20 | ボランティア
蚕情報 

もう そろそろ 桑の葉を食べるのをやめて 首を伸ばして繭を作り始めます。
手作りダンボール製のマンションで、しばらくは繭でやすみます。/kaeru_night/}
それから 繭からでて 蛾になり 交尾をして 
卵を産み 蚕の一生が終わります。
 
すべてがそうではなく、生産された繭の大部分は製糸工場に売却され蒸されて糸を引き絹糸に変身。


ちなみに 1反の絹織物を作るのに繭はどれくらい必要と思われますか?

参加募集で~す

2006-07-21 09:28:43 | 四季おりおり
☆ 産経新聞・産経ウェーブ主催の『ふろしき包み講習会』 

  明日のことですが 参加できます。
 
  ふろしき包みは、あらゆる生活のシーンで役立つもの
  これを機会に、こんな包み方がと再認識なさいませんか? 

ふろしきの包み方を畳の上で実際に行い、日本人の智恵を学びます。
 単行本「京ふろしき」著者でふろしきメーカーに勤める久保村正高さんがお手本を見せながら指導します。
また、法然院の梶田真章住職にもお話しいただきます。
【と き】7月22日10時~正午
【ところ】法然院 大書院(京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30)
   ※銀閣寺から「哲学の道」を南へ歩いたところにあります。
阪急四条河原町駅より市バス32系統銀閣寺前行「南田町」下車
JR京都駅・京阪三条駅より市バス5系統岩倉行「浄土寺」下車
京阪出町柳駅より市バス錦林車庫行「浄土寺」下車
【参加費】一人500円
【募集人数】大人と子供のペア30組※大人ひとりにつき子供は2人まで。
【お申し込み】
 お名前、会員番号、参加人数と全員の名前を書いて
はがき 〒556-8660(住所不要)
産経新聞ウェーブ産経事務局「親子サロン」係
電  話(06・6633・9087)
 ファクス(06・6633・0281)
 メール wave-os.yom@sankei-net.co.jp
 「産経関西」のホームページからもお申し込みいただけます。
 http://www.sankei-kansai.com/

☆ 親子ペアでなくても、ご興味のある方はご参加ください。 



久しぶりの白川郷へ

2006-07-19 09:22:18 | 四季おりおり
もうかれこれ20年位前になるか 
まだ世界遺産登録されていない白川郷へ行った
そのころは、この山奥に この民家のたたづまいがおもしろく 民宿をしていた『きどや』へ泊まり ゆっくりと白川郷を見て歩いた

今回は バス旅行の一員で ちょっと白川郷と金沢を見てくるか・・・・・
くらいの気持ちで出かけた

梅雨を忘れていたわけではなかったけれど 
添乗員さんから事前に「残念ながら天気予報は雨ですから、傘をお忘れなく」と連絡。 
私の旅ではあまり雨には降られないのだけれど。と思いながら、梅雨だからなーと言葉に従った。

ところが
白川郷に着くと 雲の晴れ間から太陽が顔をのぞかせた 
海抜500メートルとのこと 雨上がりの湿気は感じるが 快適だ
あの 田舎道がなくなり 整備された道 鱒や鯉の泳いでいる小川
花に埋まった合掌造りの家々 世界遺産登録された観光地になっていた
大勢の観光客も この小さな村の小道をのんびりと散策している

山が迫っているので 雨上がりの霧がたちこめ 空気はさわやか
う~ん 久しぶり 

以前泊まった『きどや』が ありました 
まだ 民宿をしています
記憶では いろりの周りと 寝室と 枕元を流れる小川の音
出された食事の インゲン豆と硬い豆腐を炊いたもの 山女の甘露煮
味噌汁 いろりで相手をしてもらった主のおばあちゃん 

消息を聞きたかったけれど 人影がありません 
玄関は開いたまま あいかわらず のんびりしていました

自分がいろり番をしている 白川の民家 は 荻町のほうなので
今回はいけませんでしたが おとぎばなしのような 村を堪能しました

日本民家集落博物館 囲炉裏番

2006-07-13 17:11:28 | ボランティア
あつい日だった 

☆ 3週間目の蚕さん
  体長は5~6センチ 桑を食べる 食べる
  蚕部屋が増えていた  体調に合わせて 館長が 部屋を建て増し
  順調に成長している 

☆ アメリカ バーモント州から 団体様 ご来館
  東京を振り出しに 広島→安芸の宮島 平和記念館 姫路→姫路城
  大阪→日本民家集落博物館 大阪城 京都→祇園祭
  ホームスティを交えながら 20名ほどの団体で各地をご見学
  白川の民家では いろりもさることながら 妻問いの寝室には
  とても 興味を示された  
  ガイドさんがまだ若い女性で 私の説明をガイドさんが通訳すると
  デートするのはセカンドハウスがあるのか (ノー ノー)
  冬はどうするの? こちらも?
  とか 寝室の間取りから どうやって寝ていたの?  うーん。
  質問攻めに ガイドさんも私も フーフー 
 
  皆様 お元気で hot hot といいながら うちわ片手に 
  楽しくご見学でした。 

  昼食はホームスティ先のご家庭から プレゼントのお弁当
  十津川の民家で召し上がられました。 

  私もこんな旅をしたいものと 切に思います。