くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

今年もありがとう

2007-12-31 23:08:10 | 四季おりおり
今年もご訪問ありがとうございました
自分の好きなことがいろいろとチャンスをくれた

そして取り組み始めた途端の骨折
神様が 「ちょっと 休めよ」 なんて
気を利かせてくれたのかもと
いいほうに解釈して
3カ月ばかり
人生の見直しをさせてもらった

私にかかわった人たちには
多々ご迷惑をおかけした
行事や計画が修正されたり
私の手足になって頑張ってくれたり
手術を担当してくださった安田先生やスタッフの皆さん
心配して
温かい励ましのお言葉をいただいた方々
本当にありがとうございました
私もその嬉しかった気持を
今後 すこしづつ返していきたいと
思っています。

新しい出会いと
悲しい別れと

いい年でした



身の上相談

2007-12-28 18:31:26 | 四季おりおり
今年の正月準備は思いのほかはかどると喜んでいたら
趣味のお稽古でご一緒していた86歳の方から
突然電話で(涙声で)どうしたらいいのでしょう・・・・・
という電話
彼女も私と一緒で子供がいない
連れ合いは11年前に逝去されている
2年ほど前に お稽古は中止された
以後は暑中見舞いと年賀状のお付き合い
なぜ 私に相談?

お稽古場で立場のよく似た私のことを先輩として面倒見てくれていた
しっかりした方で
趣味も多彩 いまでも家事はすべてなさっているはず
私の頭の中には 彼女のことなど何もなかった

空白の2年間のあれこれの話をしながら
お茶を飲み、昼食をし4時間ばかり
話をしていると

実は最近すこし物忘れがひどくなり
金銭のやり取りでトラぶったり
出かけた先で 道順がわからなくなったり
するようになったらしい
それを ディサービス(週4回かよっている)の職員さんに告げると
特別養護老人ホームを紹介してくれた
早速 2日ほど体験に出かけると
どうも 自分の思い描いていた内容と
だいぶ違っていたらしい

入所している方たちは
新しい人には興味を示してあれこれ質問をし
しばらくすると、また同じ質問を繰り返す
お風呂も監視人はいるけれど 勝手が違うらしい
(現在はディサービスで入浴してる。職員さんが手取り足とりで
親切に洗髪までしてくれるらしい)
そして、なによりも自分で生活をしている感じがしない という。

2泊して帰宅すると、どうしていいのかわからなくなって
特養の方からは「どうなさいますか 契約なさいますか」と
いわれるし、お金の管理を頼んでいる甥からは
「心配やから入居したら」といわれるし
悲しくなって、ふと私を思い出したらしい。

う~ん 話してみると以前と少しもお変わりない
食事も好き嫌いなくなんでもおいしそうに食べる
「あなたに話したら、会ってくれるというから夕べは自宅だし
よく寝られたわ~」とうれしそうに笑う。
もうしばらく、この生活を続けたい!!
これがいいたかったのだと理解した。

もしものことも、地域の世話人さんにお願いしているし
自分で愚痴った言葉で周りが気を利かせて
世話を焼いてくれたんだから
自分で「もうすこし このまま生活したい」と
はっきりと態度と言葉で意思表示してみたら、と
いうと ほっとした様子。

お正月がもう目の前なのに
何の準備もしていないという
お重は作らないで 好きなものだけ買うわ、
注連縄はもう飾らない おもちも形だけ
なんだ 段取りはできているじゃないの
手伝わんでもいいのと聞くと
ええ 大丈夫。 気持ちが楽になったから
がんばるわ

86歳の彼女 えらいな~
自分の将来を見るような気持ちで
タクシーで帰る後姿を見送った 
 








肩の痛みが取れた

2007-12-26 12:01:39 | 四季おりおり
寒くなり始めるとチタンの入った右手親指側(撓骨)が痛くなるらしいと骨折経験者からアドバイスを受けていたので、なるべく冷やさないように手首をカバーしてもともと好きな手袋は外出時は手放さずに注意している。12月の初旬までは手首は冷えると固くなり、重たく感じていたが(これは骨折して手術しチタンが入った状態の人でないとわからないと思う)日常生活では支障がないので
「まあ こんなものか、あの手術だものナ」
なんて単純明快に割り切っていたが、腕と肩が何かのはずみに痛む。たとえば手を上にあげたとき、後ろに回してファスナーを上げようとするとき、衣服の脱ぎ着のおり、そのつど
「まだ回復の余地があるんだ」
先生からのアドバイス(リハビリは子供は生活する上で体を頭で考えないで使うから回復が早い、大人は体をいたわるから回復が遅い、でも治るよ)を思い出し納得していたが時折
このままなんかな~ しかたないかな~
など弱気になることもあった。

しかしこの数日、肩の痛みがない。腕の痛みがない。風呂に入っても肩を温めなくてはと意識していたのがうそのようだ。両手を上にあげてみてもひきつり感なく上がる。これって・・・・とすこしずつ体が異物を受け入れ始めているのか?
もう少し様子を見るけれど、日にち薬の意味が体感できる日々がきたらしい。

忙中閑

2007-12-19 01:01:40 | 四季おりおり
ひさしぶりに
ブログ友達が遊びに来た
つい目と鼻の先の住人なのに
なかなか 一緒に食事できない

北海道からの土産のジャガイモとたまねぎを
我が家のヘルシオで料理して食べようという約束

このジャガイモは(きたあかり?)
スープやシチューにするには
少々コツがいる
早くから煮ると
あっという間に解けてしまう
(スープの味はまったりとおいしいけれど)

ポテトポタージュだと
手間いらずで
ぴったりだ

本日は
ヘルシオでこの二つと卵を
ならべて「ゆで蒸し」にした
その前ににんじんとブロッコリーとスナックエンドウも
「ゆで蒸し」にし
ハンバーグを焼き 
それぞれの好みの飲み物で食べた

北海道の土産話をしながら
皮付きたまねぎのゆで蒸しを食べ、
持参のバターをつけてジャガイモを食べ
そうこうしているうちに
かやくご飯の出来上がり
それも食べて
食後の中国茶を飲みランチタイムの終わり

ささやかな
忘年会だった



事始

2007-12-17 09:39:01 | 四季おりおり
12月も中旬になり
世の中もどことなくあわただしい
しきたりとはよくできている
13日は事初めで
そろそろ正月準備を始めるころだ

子供のころは一家総出で「すす払い」をした
家中の畳を上げ
日に干してぱんぱんとたたく
周りの家からもその音が聞こえてきて
なんだか 一年の締めくくりをしているような気持ちになった

たまにその畳の下や額の後ろから
思いがけず「へそくり」が出てきたりして
誰のものかはわからぬが歓声が上がったりした

仏檀の引き出しからは、
家の登記簿謄本や子供たちの通知簿が出てきて
自分の過去の成績などじっくりと眺めていたり
姉妹の成績表をそっとのぞいてみたり

その日の夕食は
きれいになった部屋と一人ひとり
きれいに洗われて干された箱膳に
自分の食器を入れなおし、父母を中心にして
にきやかな食事となった

そんな事始も遠い話だ