早いもので骨折から1年が経過した
済生会病院で1年目の検診
昨年は気づかなかったけれど
済生会病院の玄関のアプローチには
しだれ梅が咲いていたのだ
半年ぶりに担当医とお会いする
まず
レントゲン写真を撮り
待たされること30分あまり
相変わらず 混んでる
手をつったり
車椅子だったりの
患者さんが順番待ち
私は余裕で
あたりを見回しながら
1年前を思い出していた
名前が呼ばれ
先生の前に座ると
先生はレントゲン写真を見ながら
お久しぶりですね
異常なしです
動きはいかがですか?
肩は痛みますか?
と 矢継ぎ早に質問
右手の握力を測り
えっ 60ありますよ
(そんなアホな 野球選手じゃあるまいし)
機械クルてんのかな~ これ
(先生 しっかりしてよ)
ご自分で試されて
僕かて こんなもんやのにな~ 36
もう一回 左からやってみて
そうやろ 20くらいやろな
右は
あがってるがな 23あるで
昨年のデーターを見ながら
17しかなかったものな
よかったな 手首の違和感はありませんか?
冷たかったり 動かしにくかったり しませんか?
私 徐々に動くようになっています
日常生活には ほとんど不自由ありません
先生 その言葉が一番うれしいです
2年間はデーターで治癒力が働くといわれています
私 なにか いい方法がありますか?
先生 いや 毎日の生活の中でよく使ってください
特別なことはいりません・・・・・
では これで治療は終了としましょうか?
撓骨と尺骨両方を骨折しましたからね
ここまでよく治りましたよ
これからも ご活躍してください。
これで、1年間の右手首の治療は無事終了した。
これからは 自分の治癒力を信じてすこしでも以前のように
戻ることを期待しながら 先生に別れを告げた
そとは 暖かな春の日差し
人々は 何事もない様子で往来を歩いている
この何事もない この事実がいちばん幸せなんだ
日々是好日 実感です