くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

京都  豊臣秀次の碑( 瑞泉寺)

2009-05-27 22:57:27 | 四季おりおり


朝おきて、夕方18時30分のサークルの会議までに
帰ればいいから

そうだ 京都へ行こう

え どこかで聞いた言葉
暑くなく寒くなく
明日からは連日自分の時間がとれないから
今日しかない

電車に飛び乗って
食事がのんびり出来ればいいからと
暫く行ってないから、六盛かな
いや 角倉了以の別邸のお庭のきれいな
がんこ二条店か

河原町について、高瀬川の葉桜の下をあるこうか
とぶらぶら歩き始めると
やはり、気になる豊臣秀次とその妻妾39名を弔っている瑞泉寺
秀吉の姉の子で、子どものいない秀吉の養子になり関白の位を継いだが
淀君に秀頼が生まれからは次第に疎んぜられ
高野山に追放され1595年7月に切腹させられた
そのひと月後の8月には、秀次の子と妻妾の一族39名は三条大橋西南の河原で
全員処刑、遺骸は一つ穴に投げ込まれその上に殺生塚が築かれた

それから16年後、高瀬川の開削と木屋町筋の整備をはじめた豪商
角倉了以は洪水などで高配した塚を拝み、その地にこの寺を建立した
と書いてある



この塔の四角の部分に秀次の首は置かれて
一族が処刑される三条河原に高野山から持ってこられ
その前で処刑され、後には三条の橋のたもとににさらされるという
なんとも痛ましい悲劇の足跡が残されている



秀次の墓の両脇には処刑された一族の碑が並んで立っている
なんとすさまじいこと。
なんといたましいこと。


今日は瑞泉寺に立ち寄り香を手向け参拝した
鴨川はすぐ裏を涼やかな音を立てて変らずながれている

このお寺には年中花が絶えない様に手入れの行き届いた
狭庭に 今はつつじの花が満開で5月の終わりを告げていた








志賀直哉作 「流行感冒」

2009-05-20 13:25:59 | 四季おりおり
昨日は月1回の一心寺参拝の日
姉と待ち合わせて、一心寺へ
19日の参拝は人もまばらで のんびりしている
(21日は天王寺参りで大勢の参拝者がいるが)
境内の木陰でこんな話をした。

あのハンサムな志賀直哉の短編に「流行感冒」があること
まるで漫才や落語の話のようなオチで面白い話であること

スペイン風邪が題材で、家族にスペイン風邪が感染するのが怖くて、家族やお手伝いさんに外出戒厳令を出し防御するが、お手伝いさんの一人にたしか(梅さん)という人がいて内緒でデート(?)芝居見物(?)かで外出して見つかり、こっぴどくしかられるが一番に風邪を引いたのは志賀直哉自身。
家族にも次々風邪をうつし、皆ダウンするが梅さんだけがすこぶる元気。
ひとりかいがいしく家族みんなの看病をする、という物語だったと思うが・・・・・

といいながら、ふと後ろの歴代の墓を振り返ると
こんな墓とも碑(?)かな というような石の塔

大正8.9年流行感冒病死者の碑
あれ~ これって 当時のものなんだ
じゃ スペイン風邪の死亡者を悼む墓なんだ

当時は38万人もの死者がでたらしい

おお くわばら くわばら

おもわず2人で両手を合わせた




新型風邪ウィールス

2009-05-18 10:53:39 | 四季おりおり
 

どこへいっても この話で持ちきり
昨日もスポーツジムで歩行マシーントレーニングしながら

「豊中も全国ネットやなぁ~」
「私立女子高」って 「私立はあちこちから通ってるしね」
「スーパーもどこのお店行っても店員さんはマスクしてるね」
「休校になって、娘から孫預かって~言われてこまってる。都合があるしな」
「60歳以上はかからんのやて」
「テレビかラジオはちゃんときいとかないかんね」
「うがいと手洗いは欠かせんけど、スーパーでもハンドウォッシュ売れてるで」
「定員さんが、インスタント食品ならべてるわ」
「マスクはもうないよ」
「ここも閉鎖になるんかな」
「いやぁ~ 困るわ」

テレビの橋本知事の府立学校の休校のニュースを見ながら
落ち着かんな~
と 口々に言いたいことを話している

元気なのは、ほんと60歳以上かもしれないわ




母の日プレゼント

2009-05-10 21:19:14 | 四季おりおり


昨年は電気自転車
今年はこんなん貰いましたぁ~

子どものいない私には
誰からも母の日プレゼントはないものと
あきらめていた過去
一度だけ
甥夫婦から 鉢植えの花をプレゼントされたが
その甥夫婦も
今は自分の生活で精一杯

それがどういう風の吹き回しか
今年も ちょっと「母の日」だぁ~
と 耳元でささやいていると
今年も 貰うことが出来ました!!

シャープ電子辞書 Brain PW-AC890






今まで使っていたのと違って、カラーで見やすく、使いやすい気がする。



北河内の茶室一般公開と茶席

2009-05-09 21:04:23 | ボランティア
五月晴れの好天気
客足はどうかな~ と 茶室を公開

本日は煎茶手前でおもてなし

ゴールデンウィーク後は、緑の野山にでかけるのか
来館者が少ない

今年 この博物館ではじめての(私にとって)
鶯の声を聞いた
静かな園内でないている
耳を澄ますと
あれ 近づいてきた
しばらくして
今度は遠のいたな~

鶯の声を聞きながら
お客様と話をかわす
いいひと時だ

☆ 能面は 『獅子口』  花 芍薬

☆ 能 「石橋」の中で、牡丹の花の中で舞い踊る獅子の面が『獅子口』

  「石橋」 http://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_030.html

ホンダエコカー インサイト

2009-05-06 10:07:25 | 四季おりおり


この間ロマンチック街道をインサイトに乗っていたおり
ちょうど 信号で停止していたら 横にバイクに乗ったお兄さんから
声がかかった

「これ ホンダエコカー インサイトですね」

   え  そうです

「よう 走りますか?」

   燃費はいいですよ よう 走りますわ~

「どれ位しました?」

   230万くらいだったかな

「いろいろ 装備しましたね」

   要るもんだけね

バイクからじろじろ眺めながら、信号が変ったら
ミラーを動かして インサイトを写しながら前を走っていった

いや~ 営業担当のKさん 広告宣伝費もらえる

千家十職展

2009-05-04 12:46:50 | 四季おりおり


ゴールデンウィーク
今年は、総会続きで自分の予定が立てられず
大阪でいる

予定していた「千家十職展」を見に久しぶりに万博公園へでかけた。
いつもは車で太陽の塔を横目に見ながら、通り過ぎているのだけれど
今日はのんびりと日本庭園も巡ろうと出かけた。

相変わらず木々の緑の中を、家族連れや仲良しグループ、アベックに混じって
国立民族学博物館へ
千家十職の手仕事をじっくりと見せていただく。
土風呂から始まった永楽家・釜作りの大西家・塗ものの中村家・茶碗の楽家・
袋物作りの土田家・一閑張りの飛来家・竹細工の黒田家・金物師の中川家・
指物の駒沢家・表具の奥村家

世界各国の伝統の手仕事との対比や
そこからヒントを得た作品作り、技一筋の職人の仕事ぶりに
自分のすごした年月を悔やみたくなるような歳月の積み重ねの
贈り物を茶道の世界を通じて我々に見せてくれる

視力の衰えた私には残念ながら作品の細部まで
照明の按配で見ることが出来なかったが
ゆっくりと館内を巡ることはできた

本来なら、こんなに一堂に集まるはずのない品々が
目の前にあると思うと感激もひとしおでいい時間をすごすことが出来た。

レストランで「マテ茶」をはじめて飲んでみた。
マテという南米を原産とする植物の葉だそうで、
マテの葉や小枝を乾燥させた茶葉に、90度くらいの湯をすこし注ぎ
暫くして再度湯を注ぎ成分を浸出した飲料と説明があった
ビタミンやミネラルの含有量が多いとのこと



水色は くすんだ茶・緑色
香は あわい草の香
味は 後味のさっぱりとした、喉越しのいい味