土曜日に日本民家集落博物館の北河内の茶室で
茶室公開と茶会をボランティアで催した。
(だいたい 月2回くらいのペースで茶会をしている)
その席上 アメリカへ来週、帰国する若い女性2人づれが
来られた。(日本人で1人がアメリカへ移住するそうです)
もちろん、にじり口の入り方もご存じなく、でもにじり口から
入りたいと言う。
両手を突いて、執行しながらどうやら茶室に入られた。
中は4畳半の下座床の茶室
説明をしながら、お抹茶を召し上がっていただいたが、
紅葉前のもみじやすこし色づき始めた柿の葉ごしに吹く秋風が
居心地がいいのか、ずいぶんと話が弾んで、待っている次客さんに
ご迷惑を掛けた。
帰り際に 千円札をだされて、
「おつりを」と言うと
「のこりはチップ」と手を振って帰られた。
「来年の春 桜の頃に日本に帰ってくるから、ぜひ来訪するわ」
と言葉を残して・・・・・
茶会で「チップ」をいただいたのは
はじめて
今までボランティアしていて、こちらの気持ちが
はじめて認められたように感じられて、あとから
スタッフと共に、ほのぼのとしたよろこびを感じた
(因みに茶席の席料は300円です)