11月の出来事その2です。
11月20日(土曜日)
午前中は富山市の三味線屋さんの展示会へ。
毎月2回、土曜日にこちらの三味線屋さんで津軽三味線富山教室をやってます。
この日は生徒さんが新しい三味線を欲しいというので、選定の補助をしました。
良い三味線をゲットされましたので、今後の活躍が楽しみです。
試奏中
さて、展示会場に三味線の棹になる「紅木」の原木がディスプレイされていました。
とても重くて非力な私では持ち上がりませんでした。
津軽三味線なら2棹、民謡三味線なら3~4棹取れるそうです。
水に入れると沈むのだそうです。
輸入の規則の問題とかで、ある程度カットして加工してあるもので輸入するために、原木を見ることが出来るのは珍しいのだとか。
珍しいものを見ることが出来ました。
さて、午後からはいつもお世話になっている射水正声民謡会さんのおさらい会に、尺八担当で参加しました。
尺八担当が穴を開けては大変なので、10日に退院してまだ間がないのに強行参加しました。
体はまだ本調子では無くて体力不足は否めませんが、なんとか頑張って26曲吹いてきました。
加えて、このところ胡弓を弾く機会が無かったので、会主にお願いして越中おわら節と麦屋節の胡弓を弾かさせていただきました。
7月の入院前から比べて体重が約10キロ落ちました。
体は軽くなって、ほぼ標準体重になったのですが、尺八吹くにも三味線弾くにも根気が無くなって困ったものです。
特にこの日は沢山の曲を吹きっぱなしだったので、体力もそうですが、緊張が続かなくて大変でした。
徐々に慣らしていかないといけませんね。
今年はコロナの影響でイベントがほとんど無く実に寂しい一年でしたが、年の暮れになってようやくイベントらしい事が出来ました。