黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
英語にルビ振って
2006-12-29 / 本
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そこで登場したのが、講談社インターナショナル社が出版しているルビー・ブックス。 帯には「日本語のように英語が読みたい!だから『ルビ訳』」とある。 昔、難しい漢字にルビが振ってあったように、英語の単語にぴったりの訳語がルビで付いている。 英語の活字は普通のペーパーバックと同じ大きさで、ルビは1ミリくらいの高さの活字で、色は薄い黒。 英語だけ読むときルビが邪魔にならない様に工夫されているのだろう。
ただし、年寄りには問題点がひとつある。今までのルビは平仮名かカタカナだったから良かったのだが、漢字のルビは画数が多くなると読めない。鬱なんてルビが振ってあると気分まで鬱になる、一ミリの鬱ですよ。 虫眼鏡片手に悪戦苦闘、寝っころがって読むわけには行かない。
それでもお勧めだ。日本語の本だと一時間に100ページ近く読める。英語のペーパーバックだと一時間に10ページのペースだったのが、倍近くになったのはルビのおかげだろう。理解度は10倍以上。
皆さんも是非お買い求めいただきたい。でないと新しい本が出るどころか、絶版になりそうだ。それに投資としても有利だ。絶版になると中古本の値段が跳ね上がっている。実際アーサー・C. クラーク の「地球幼年期の終わり」が3600円になっている。
重要:講談社インターナショナル社の担当者殿
フレドリック・ブラウンの「未来世界から来た男」をルビ訳でお願いできないでしょうか、是非ご検討ください。その際、難しい漢字にはルビを振ってもらえると助かるのですけれど。
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