黄昏れたフクロウ

黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。

ホームベーカリーをコネ専用マシンとして使う

2019-03-07 | パン
 「パンを作る時、手でこねるなんて時間の無駄。ドンキで売ってる3000円位のホームベーカリで問題なくこねられるよ!!!!!」

 と言われて、購入したのがMK社のHBS-100W-Wだ。とりあえず食パンを作ってみて正常動作を確認したあと、バターロールのコネ用に使ってみたが、なかなか難航した。

 問題だったのは水の量である。それまで作ってきた「パンづくりに困ったら読む本」に書かれているバターロールの水の量は粉100gに対し水の量が59mlだが、この水の量を使ってホームベーカリーで捏ねると非常に柔らかく、一次発酵のために表面を張ろうとしても手にベトベトついてうまくいかない。

 アマゾンで買った古本「プロのための製パン技術」は機械捏ね前提のレシピだが、これでも粉100gに対し水の量が58mlでやはりベトベトになった。

 ところがホームベーカリーについてきたマニュアルに記載されたバターロールの水の量は粉100gに対し水の量が50mlの比率だ。今までやってきたレシピに比べ2割も水の量が少ないのだ。きっと間違いだろうと思ったが、試しにやってみることにした。

 材料

 強力粉     280g
 砂糖      28g
 塩       4g
 バター     40g
 スキムミルク  6g
 卵       25g
 ドライイースト 4.8g
 水       140ml

 これをホームベーカリーに入れ、捏ね30分、捏ね上げ温度は25.8度。

ホームベーカリーでコネ

 説明書にはないが、取り出してみて表面を張ってみた。ベトベト感は全く無い。

ホームベーカリーでコネ

 ベーカリーに戻し一次発酵を45分。フィンガーテストもOK。

ホームベーカリーでコネ

 分割し丸めてベンチタイム15分をとり整形。

バターロールの整形

 2次発酵。

バターロール2次発酵後

 焼成170度17分。

バターロール

 断面。

バターロールの断面

 まともなバターロールになった。水の量が少なくてもよいのは、密閉空間でコネることにより水分の蒸発が抑えられるからだろうと推測している。

 結論として、ホームベーカリーを使うことにより、手捏ねよりはるかに楽にパンを作ることができることがわかった。ナイスなアドバイス有難う。

 



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