今週は、子供たちの学校の2学期の通常授業の最後の週。来週からは短縮に入り、午後は身動きがとりづらくなるため、大急ぎで今年中にやらなければならないこと、運転免許の更新と駐在後の健康診断を行った。
日本の運転免許の更新は、普通は、近所の県警でできる。埼玉県警のサイトで更新内容を確認して、電話で問い合わせてみたら、私の場合は、はるばる埼玉県の鴻巣市にある運転免許センターまで行かなければならないとのことだった。なぜかというと、前回の更新のとき、シカゴにいて帰国がままならず、免許が切れてから、免許センターで再び一から更新をしたからだ。そのときは、一時帰国中だったこともあり、時間がなく、バタバタと更新をして、記憶が曖昧だが、2時間以上の長めの講習を受けたような気がする。このように一度免許の更新ができかった場合、初回更新と同じ扱いになって、免許センターで2時間の講習を受けなければならないとのこと。しかも、今回の更新では、3年間しか有効にならない。ただ、次回の更新からは、近くの県警でいいということだ。更新は継続してやっておかなければいけないのだということ。しかし、海外に住んでいたら、うまく更新ができるとは限らない。
鴻巣の運転免許センターは、結構遠い。大宮から鴻巣まで高崎線で22分かかり、そこからバスで10分。うちからだと1時間20分ぐらいかかったろう。手続きと講習も含めて、5時間ぐらいみなければならない。主人は、近くの県警で更新はすぐできたというから、えらい違いだ。今後車の運転をするときに、大きな事故を起こさないようにしないと、またまたこの遠い運転免許センターまで来なければならなくなる。
シカゴに住んでいたときは、州の運転免許証が、IDになり、いろんな場面で免許証を見せられるように言われたので、重宝した。まだ、この免許は2年ぐらい有効だ。また、住む機会ができて、イリノイ州の免許証の更新ができるといいのにと思ってしまう。それほど愛着がある免許証だ。ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(SS)と共に、アメリカで生活する上で、必須アイテムだ。余談だが、このSSを私は、かつてシカゴで働いていたときに取得したのだが、そのときSSの重要性にまったく無頓着で、それが一生涯生きるということさえわかっていなかった。そのためバカなことに、大事なSSの水色のカードをアメリカに住んでいた記念にと、日記に貼り付け、日本に置いていた。シカゴに来て、免許をとるため、そのカードが必要だと知って、必死で親に探してもらい、送ってもらった。その当時は、9・11のテロの直後で、免許取得も厳しく、SSのナンバーだけでは、だめで、その水色のカードの再発行さえしてもらえなかったのだ。なくしてしまった人はどうやったのだろうか。このSSがあれば、将来アメリカから年金ももらえるというから、貴重なナンバーである。
さて、昨日の免許更新は、思ったよりも簡単だった。流れ作業のように、係の人たちが、何をするかをすべて案内してくれる。写真を撮るのさえ、一瞬で終わるほど手際がいい。無駄な時間を一切なくして、早く終わらせるというシステムに徹しているようだ。講習もわかりやすく休憩をはさんで、きっかり2時間で終わった。
講習の冒頭で、最近5年間に改正された道路交通法を紹介してくれた。携帯電話使用等の罰則が強化、違法駐車の取り締まり強化、中型免許の導入、飲酒運転の罪が重くなり、後部座席シートベルトの着用義務など。私の知らないことばかりで、やはり講習を受けてよかったと思う。
12歳以下の子供を自転車に乗車される場合のヘルメット着用義務という項目もあった。なるほど、自転車に乗った小さな子供たちが、みんなアメリカのように、ヘルメットをかぶっているのが目立つのは、この法の改正のためだったのだ。「あ~あ、こんなことなら、下の息子のヘルメットを持って帰ってくればよかった」と後悔。数年前までは、日本でヘルメットをかぶっていた子供はいなかったので、処分してきてしまった。このように、ここ数年で日本はさまざまな面で変化がある。海外駐在が長い皆様、くれぐれもご注意ください。
飲酒運転の罰則は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金となっている。ビール3分1本でアルコール分が血中から消失する時間は1時間、1本で3時間、3本で8時間もかかるとのこと。罰則に関しては、アメリカの方がかなり厳しかったような気がする。最近届いたシカゴの友人のメールによると、このところシカゴの日本レストランで、出てきた日本人をポリスが張っているとのこと。皆様お気をつけあそばせ!
講習のビデオで、飲酒運転による事故で、なんの罪もない成人式前の娘を亡くした父親の手紙が、読み上げられる。この父親は、涙で「絶対に飲酒運転はしてはいけない!」と訴える。なんともやりきれないシーンだ。最近、ひき逃げをして、何メートルも被害者を引きずって、被害者を死に追いやる事故が多い。その場で何故助けられないのだろうか。年老いた父や学校が遠い上の息子には、くれぐれも気をつけるよう言う。
講習の最後で、埼玉県の交通事故による死者の数は、減少気味だとの報告があった。平成19年度の死者の数は、愛知、北海道、東京、千葉、大阪、?、兵庫に続いて、埼玉県は8位とのこと。それにしても、日本の道路はせまい!毎日自転車で、住宅地のせまい道路を慎重に運転するが、車が来ると冷や冷やする。事故にあって、引きずられてしまったらオシマイ。アメリカにいたときの車の運転と同じように、自転車も日本で慎重に運転しよう。
日本の運転免許の更新は、普通は、近所の県警でできる。埼玉県警のサイトで更新内容を確認して、電話で問い合わせてみたら、私の場合は、はるばる埼玉県の鴻巣市にある運転免許センターまで行かなければならないとのことだった。なぜかというと、前回の更新のとき、シカゴにいて帰国がままならず、免許が切れてから、免許センターで再び一から更新をしたからだ。そのときは、一時帰国中だったこともあり、時間がなく、バタバタと更新をして、記憶が曖昧だが、2時間以上の長めの講習を受けたような気がする。このように一度免許の更新ができかった場合、初回更新と同じ扱いになって、免許センターで2時間の講習を受けなければならないとのこと。しかも、今回の更新では、3年間しか有効にならない。ただ、次回の更新からは、近くの県警でいいということだ。更新は継続してやっておかなければいけないのだということ。しかし、海外に住んでいたら、うまく更新ができるとは限らない。
鴻巣の運転免許センターは、結構遠い。大宮から鴻巣まで高崎線で22分かかり、そこからバスで10分。うちからだと1時間20分ぐらいかかったろう。手続きと講習も含めて、5時間ぐらいみなければならない。主人は、近くの県警で更新はすぐできたというから、えらい違いだ。今後車の運転をするときに、大きな事故を起こさないようにしないと、またまたこの遠い運転免許センターまで来なければならなくなる。
シカゴに住んでいたときは、州の運転免許証が、IDになり、いろんな場面で免許証を見せられるように言われたので、重宝した。まだ、この免許は2年ぐらい有効だ。また、住む機会ができて、イリノイ州の免許証の更新ができるといいのにと思ってしまう。それほど愛着がある免許証だ。ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(SS)と共に、アメリカで生活する上で、必須アイテムだ。余談だが、このSSを私は、かつてシカゴで働いていたときに取得したのだが、そのときSSの重要性にまったく無頓着で、それが一生涯生きるということさえわかっていなかった。そのためバカなことに、大事なSSの水色のカードをアメリカに住んでいた記念にと、日記に貼り付け、日本に置いていた。シカゴに来て、免許をとるため、そのカードが必要だと知って、必死で親に探してもらい、送ってもらった。その当時は、9・11のテロの直後で、免許取得も厳しく、SSのナンバーだけでは、だめで、その水色のカードの再発行さえしてもらえなかったのだ。なくしてしまった人はどうやったのだろうか。このSSがあれば、将来アメリカから年金ももらえるというから、貴重なナンバーである。
さて、昨日の免許更新は、思ったよりも簡単だった。流れ作業のように、係の人たちが、何をするかをすべて案内してくれる。写真を撮るのさえ、一瞬で終わるほど手際がいい。無駄な時間を一切なくして、早く終わらせるというシステムに徹しているようだ。講習もわかりやすく休憩をはさんで、きっかり2時間で終わった。
講習の冒頭で、最近5年間に改正された道路交通法を紹介してくれた。携帯電話使用等の罰則が強化、違法駐車の取り締まり強化、中型免許の導入、飲酒運転の罪が重くなり、後部座席シートベルトの着用義務など。私の知らないことばかりで、やはり講習を受けてよかったと思う。
12歳以下の子供を自転車に乗車される場合のヘルメット着用義務という項目もあった。なるほど、自転車に乗った小さな子供たちが、みんなアメリカのように、ヘルメットをかぶっているのが目立つのは、この法の改正のためだったのだ。「あ~あ、こんなことなら、下の息子のヘルメットを持って帰ってくればよかった」と後悔。数年前までは、日本でヘルメットをかぶっていた子供はいなかったので、処分してきてしまった。このように、ここ数年で日本はさまざまな面で変化がある。海外駐在が長い皆様、くれぐれもご注意ください。
飲酒運転の罰則は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金となっている。ビール3分1本でアルコール分が血中から消失する時間は1時間、1本で3時間、3本で8時間もかかるとのこと。罰則に関しては、アメリカの方がかなり厳しかったような気がする。最近届いたシカゴの友人のメールによると、このところシカゴの日本レストランで、出てきた日本人をポリスが張っているとのこと。皆様お気をつけあそばせ!
講習のビデオで、飲酒運転による事故で、なんの罪もない成人式前の娘を亡くした父親の手紙が、読み上げられる。この父親は、涙で「絶対に飲酒運転はしてはいけない!」と訴える。なんともやりきれないシーンだ。最近、ひき逃げをして、何メートルも被害者を引きずって、被害者を死に追いやる事故が多い。その場で何故助けられないのだろうか。年老いた父や学校が遠い上の息子には、くれぐれも気をつけるよう言う。
講習の最後で、埼玉県の交通事故による死者の数は、減少気味だとの報告があった。平成19年度の死者の数は、愛知、北海道、東京、千葉、大阪、?、兵庫に続いて、埼玉県は8位とのこと。それにしても、日本の道路はせまい!毎日自転車で、住宅地のせまい道路を慎重に運転するが、車が来ると冷や冷やする。事故にあって、引きずられてしまったらオシマイ。アメリカにいたときの車の運転と同じように、自転車も日本で慎重に運転しよう。