Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

日本は花粉症対策でマスクだらけ!

2009-02-17 | 日本生活雑感
ついに日本は、花粉の季節到来!先週末、急に温度が上がってきて、スギ花粉が飛び始めたようだ。花粉症である私も、週末より鼻がつまり、目も痒く、体全体がだるくなって、咳まででだした。インフルエンザが峠を越したかと思ったら、次は花粉症対策で、道行く人々がみんなマスクをしている。なんだか異様な感じ。今日は、気温も下がり、風も強いので、外出も控えなければと思う。

シカゴ駐在中は、一年中まったく花粉症の症状がでず、この季節はそんなに日本に一時帰国せず、7年間とても幸せだった私。花粉症のひどかった上の息子もピタッと症状が止まっていた。しかし、今や上の息子も鼻がかなりつまっている。改めて、日本のスギ花粉の恐ろしさを実感する。シカゴもさまざまな季節ごとに、さまざまな花粉が飛び交い、それに反応する人たちも多いと医者から聞いていた。下の息子は、去年の5月頃、何の植物なのかわからないが、ある種の花粉症で、悪化し、咳がとまらず、学校を1週間以上休んだ。めったに病気をしない息子で、学校も休んだことがなかったのに・・・花粉の威力はすごい!

昨日あまりに体がだるかったので、近所の病院に行った。風邪の症状か花粉症なのか見分けがつかない。シカゴとは少し違った内容の薬をだされた。眠気がこない薬というわけで、アレグラがだされた。昨日よりのみ始めたが、結構眠くて今日はボーっとしている。去年、シカゴで一番勧められた花粉症の薬は、グラクソ・スミス・クライン社のZyrtec(ザイテックとシカゴの医者は呼んでいた)。日本名は、「ジルテック」といって、第一三共からでているようだ。去年よりアメリカでは医者の処方箋なしで、薬局で自由に買えるようになったようだ。



春先に、このザイテックや同じ成分の値段の安いウオルグリーンからでているWAL-ZYRが山積みになっていた。



6,7年前までは、アレルギー性鼻炎がひどかった上の息子は、Claritin(クラリティン)を勧められていた。2002年に私たちがシカゴに駐在したてのときは、このクラリティンも処方されないとだしてもらえなかったのだが、すぐに薬局で自由に買えるようになった。日本ではこの便利なクラリティンは医者の処方箋がまだ必要かもしれない。薬局では見たことがない。



このクラリティンの安いウオルグリーン版もでているので、お試しあれ。1,2ドル安くて、まったく成分は変わらないはず。

猫の毛アレルギーでもある息子たちは、このクラリティンを飲むと大丈夫なので、猫を飼っている家などにおじゃまするときは、行く30分前ぐらいに飲んでいた。そのほか、下の息子が2歳ぐらいのときは、ベナドリルを鼻炎用に飲んでいたが、この薬、試しに私が飲むと、あまりの眠気に頭がくらくらしたことがあり、あまりオススメでない。下の息子はけろりとしていたから、子供と大人で反応が違う。



日本もこういう便利な薬が薬局ですぐに手に入るようになるといいのに・・・と思うのだが、すでに症状がでてしまったので、来年は、もっと早くから病院に行き、いい薬をもらって、花粉の季節の前から準備をしていこうと思った。