Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

石川遼君、アメリカツアーデビュー!

2009-02-20 | スポーツ一般・娯楽
話題のゴルファー、石川遼君が、ついにアメリカツアーデビューした。昨日がノーザントラスト・オープンの第一ラウンドの1番ホールで、いきなり得意のドライバーで300ヤードを越えて、落ち着いて、バーディーをとる。いつもの大きなサングラスに目立つ黒い派手なウエアを若者らしく着こなし、堂々デビューだ。(いつものあの赤いゴルフウエアよりもずっとカッコいいです)ニューヨークタイムズ紙は、ツアー前の記者会見で、「派手なパンツと黒髪に載せたサングラス。彼はまるでロックスターだ」と表現している。(2009年2月20日朝日新聞より)

しかし、さすがに緊張しているせいか、7番ホールで右へ。アメリカのくせのある芝のため、ダブルボギーに。13番ホールでは、ピンにからみ、2つ目のバーディーをとる。そして、18番ホールでは、パーで飾り、第一ラウンドのスコアは2オーバーの73で終わった。

遼君は、「緊張した。アメリカの歓声は日本のゴルフファンのとは違っていた。終盤で自分のゴルフができた」とインタビューに答えている。小学生の頃からの夢だったアメリカでのデビューは、かなり緊張したことだろう。憧れのウッズとの対決も夢見ているに違いない。ウッズは前進のニッサンオープン時代に16歳で出場している。若い頃の早熟したウッズを彷彿させるような遼君は、日本のメディアは勿論、アメリカのメディアにも囲まれ、英語でのインタビューにも堂々と英語で答え、17歳とは思えない貫禄ぶりだ。埼玉県の出身で、1月生まれなので、17歳になったばかり。身長173センチで、6歳からゴルフを始めた。

遼君は、いつも移動の車の中で、英会話の練習をしているほどの努力家。遼君の公式サイトにも、今後挑戦したいことに、クロスカントリー大会出場とともに、英会話とある。あいかわらず、この日も理路整然として素晴らしいコメント。さわやかなルックスに礼儀正しい応対。このいつものレベルの高いコメントのため、実力プラスの上々の好感度で、日本での人気があらゆる年齢層に高く、コマーシャル効果も絶大だという。

遼君効果のため、ゴルフをやる子供たちやゴルフをやらせたい親たちも最近増えているという。今日のNHKの朝のニュースでそのことをリポートしていた。アジア最大のゴルフフェアが、東京ビックサイトで行われているが、子供用のゴルフグッズもかなり置いてあるとか。子供たちが、みんな遼君の活躍で、ゴルフに興味を持ち始めている。ジュニア育成のためのシンポジウムもあるというから、この子供たちのゴルフブームが続くといいが。上の息子のサッカー少年の友達もゴルフもやっているらしい。