後半部分であるが、二つ『ホ』に似た文字がある。
右件 山林者為観音寺御本尊の敷地幷坊敷寺之寄進〇然者奉存天●(切れている)
〇久兼者御領主等の子孫繁富故〇
領内の沙汰人等亙(わたる)存代旨仍寄進〇件(必件?)以下
延應元年己亥 十一月六日 地頭沙弥蓮忍
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緑の〇は「也」とご教示をいただき、「故也」と分の最後が決まる!
東京大学史料編纂所からアクセスできる「史的文字データベース連携検索システム 」で「等」と検索をかけてみた。
河守御荘の寄進文書に中の文字は以下である。
違うようにも、同じようにも見える。
文脈的には「等」で良いようにも思える。