【賢】という漢字は、いろいろな読みができるようで、
当て読み・・と書かれているが
「かた,かつ,さか,さかし,さと,さとし,さとる,すぐる,たか,ただ,ただし,とし,のり,まさ,まさる,ます,やす,よし,より 」とある。
「けんせい」という僧名とは思うが、【清兼】を曽祖父に持つと思われるため、人名そのものかもしれないし、其の「清」を僧名に取り入れたのかもしれない。
想像はこのくらいにして、系図に戻ると、賢清の父は経賢となる。
賢清の「賢」は、父から一字貰っていることになる。
其の経賢の孫の代を見ると、共に「経」の文字があり、
もしも「賢清」が僧名ならば、本名には「経」が付いていたかもしれないと思う。
本名か僧名か…悩める「賢清」である。