ニューヨーク。高校卒業後、バレエの道へ進むために奨学金を得て
マンハッタンのダンス学校に進学したルビー(キーナン・カンパ)は、
少々問題児のルームメイト、ジャジー(ソノヤ・ミズノ)たちと
毎日激しく厳しい練習に取り組んでいた。
そんなある日、地下鉄に乗ろうと歩いている途中、
ルビーはひとりのバイオリン弾きに惹かれる。
そのイギリス人バイオリニスト、ジョニー(ニコラス・ガリツィン)は、
生活のために演奏をしているのだという。
衝突しながらも徐々に惹かれ合っていく二人。
しかし、自分の思い描くダンスが出来ないルビーは、
ジャジーと共に奨学金の資格剥奪の危機に直面する。
一方、ジョニーは大切なバイオリンを盗まれてしまったうえ、
グリーンカード詐欺に遭ってしまう。
追い詰められた二人はお互いの夢を叶えるため、
“弦楽器&ダンスコンクール”への出場を決意。
ジョニーの隣人であるストリートダンサー集団の力を借り、
彼らは今までにない新しいステージを作ろうと奮闘するが……。
(MovieWalkerより)
ダンスや音楽が好きなら楽しめる映画かな。
ストーリーはさしてひねりもなく、頑張って成功を勝ち取るぞって青春映画。
普段見ないピップホップがスゴイなって思いながら観てました。
地下鉄ホームでのダンスバトルが見物。
なんでも世界最高峰のダンサー62人が参加してるんだそうです。
ルビー役のキーナン・カンパはアメリカ人として初めてマリインスキー・バレエに入団。
現在は退団してアメリカに戻り、演技の勉強しながらバレエも続けているらしいです。
彼女がドン・キのバリエーション踊ってる映像がありました。
ルームメイトのジャジー役のソノヤ・ミズノは日本生まれイギリス育ちで
英国ロイヤル・バレエスクール出身。
彼女は『エクス・マキナ』にキョウコ役で出演してましたね。
面白かったのはヴァイオリンバトル。
まるで2CELLOSの演奏見てるみたいでしたw
ジョニーに敵対するカイル役のリチャード・サウスゲイト(左側)。
彼はヴァイオリニストでもあるらしいので演奏は彼本人のものなのかな?
ジョニー役のニコラス・ガリツィンの方は元はラグビー選手を目指してたとか。
けがのためキャリアを断念し、
現在は俳優以外に、歌手・ミュージシャンとしても活動とあるけど、
ヴァイオリンをやってたとは出てないので、これはアテレコ的なものかな?
“弦楽器&ダンスコンクール”ではカイルのチームは純クラシック。
ジョニーの方はクラショックとヒップホップとのコラボ。
そこそこ面白かったです。