beatitude

好きなことだらけさ…

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2018年日本公演 『眠れる森の美女』プロローグ付全3幕

2018年05月21日 | バレエ

2018年5月20日(日) 開演14:00 東京文化会館 大ホール

満員の会場でした。
親子券売ってただけあって、子供がたくさん観に来てました。
バーミンガムですね~、実にオーソドックスな眠り。
何よりも舞台美術が絢爛豪華。
ゴールドを基調にした英国調の美しさ、ため息もんです。
カラボスもちゃんと女性ダンサーが踊り、
カラボスのお付きの黒い方々の衣裳もなかなか面白かった。

演奏は東京シティフィルで指揮がニコレット・フレイヨン。
女性の指揮者です。
彼女はオーストラリア・バレエ団の時に来てました。
かなりアップテンポで始まった眠り。
速いなぁと思ったけど、ローズ・アダージオなんか
コジョカルの踊りにピッタリ当ててきてさすが。
緩急がすごくて、ドラマチックなチャイコを聴かせてくれました。

今回のオーロラは客演のコジョカル。
少女から中年夫人まで踊れると言われるだけある上手さ。
いくつになっても、ママになっても可愛らしいオーロラを
キラキラで魅せてくれました。
王子はバーミンガムのプリンシパル、マチアス・ディングマン。
彼はう~ん、可もなく不可もなくw
見た目は昔のディズニーアニメに出てきそうな感じで、
王子らしい王子を踊ってました。
サポートはうまかったなぁ。

王子のキスで目覚めるオーロラ、その肝心のキスシーン、
右サイド席だったためカラボスに阻まれて見えませんでした~残念。。。

来週は「リーズの結婚」。
今回激しさの精を踊った平田桃子さんがリーズです。


〈主なキャスト〉

国王フロレスタン二十四世:ジョナサン・ペイン
王妃:サマラ・ダウンス
オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
フロリムンド王子:マチアス・ディングマン
カタラビュット(式典長):マイケル・オヘア
カラボス:ジェイド・ヒューセン
リラの精:チャン・イージン

 -- プロローグ --
美しさの精:ジェンナ・ロバーツ
お付きの騎士:エディバルド・スーザ・ダ・シルバ
誇らしさの精:淵上礼奈
お付きの騎士:ファン・ハオリャン
謙虚さの精:水谷実喜
お付きの騎士:ヴァレンティン・オロヴィヤニコフ
歌の精:ルース・ブリル
お付きの騎士:ラクラン・モナハン
激しさの精:平田桃子
お付きの騎士:チョウ・ツーチャオ
喜びの精:セリーヌ・ギッテンス
お付きの騎士:マイルス・ギリヴァー

カラボスのお付き:
ビリー・ブルック、アイトール・ガレンデ、セバスチャン・ロー、
マックス・マズレン、ガス・ペイン、ヘイミッシュ・スコット

 リラの精のお付き:
ローラ・デイ、ロザンナ・イーリイ、エマ・プライス、
ラケレ・ピッツィッロ、リンジー・サザーランド、ジェイド・ウォレス

-- 第1幕 --
4人の王子:
厚地康雄、ファーガス・キャンベル、セザール・モラレス、ヴァレンティン・オロヴィヤニコフ
オーロラ姫の友人:
淵上礼奈、水谷実喜、ベアトリス・パルマ、
ローラ・パーキス、シャン・ヤオキアン、リンジー・サザーランド
ガーランド:
アランチャ・バセルガ、ブルック・レイ、ロザンナ・イーリイ、
イヴェット・ナイト、モレヤ・レボヴィッツ、ダリア・スタンチウリスク、
ティム・ダットサン、ファン・ハオリャン、マイルス・ギリヴァー、
マックス・マズレン、ラクラン・モナハン、エディバルド・スーザ・ダ・シルバ

-- 第2幕 --
伯爵夫人:イヴェット・ナイト
王子の側近:ジェイムズ・バートン

-- 第3幕 --
パ・ド・カトル:カーラ・ドアバー、淵上礼奈、アイトール・ガレンデ、ガス・ペイン
長靴をはいた猫と白い猫:ジェイムズ・バートン、ブルック・レイ
青い鳥とフロリナ王女:チョウ・ツーチャオ、ベアトリス・パルマ
赤ずきんと狼:ローラ・パーキス、ヴァレンティン・オロヴィヤニコフ
グラン・パ・ド・ドゥ:アリーナ・コジョカル、マチアス・ディングマン

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団

指揮: ニコレット・フレイヨン
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団