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『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』

2014年07月02日 | 映画 洋画

1963年11月22日、アメリカ大統領ジョン・F・ケネディがジャクリーン夫人とジョンソン副大統領とともに
テキサス州ダラスを訪れるということで、街は熱気に包まれていた。
エイブラハム・ザプルーダー(ポール・ジアマッティ)はパレードを撮影しようと、
所有する8ミリカメラを携えディーリー・プラザへと向かう。
大統領夫妻を乗せたリンカーン・コンティネンタルが見えてきたそのとき、銃声が鳴り響いた。
凶弾に倒れたケネディ大統領は市内のパークランド病院に搬送され、
懸命な救命措置を受けたものの、帰らぬ人となる。
突然の悲劇に、街は混乱し、全世界に衝撃が走った。
急遽大統領職を委任されたジョンソン副大統領、警備にあたっていたシークレット・サービス、
リー・ハーヴェイ・オズワルド容疑者を別件でマークしていたFBI捜査官、
そしてオズワルドの家族は、この事件を境に運命を大きく変えていく。
2日後、リー・ハーヴェイ・オズワルドが銃撃され、
奇しくもケネディ大統領と同じくパークランド病院に搬送されてくる……。
(Movie Walkerより)

なかなかの緊迫感を味わう事ができました。
特に新事実や新解釈を提示するものではなく、
あの時、直接関わった人達の状態、状況、心情を克明に追ったという感じかな。
銃弾に倒れどう見ても絶望的な中、
死なせてはならないと懸命に処置をする病院側、
混乱する状況、為す術のないシークレットサービス、
オズワルド逮捕で苛立つCIA、その辺りの見応えは十分ありました。
後半はそのオズワルドも撃たれ、大統領と同じ病院に運び込まれるんですが、
その温度差は歴然。
そしてほとんどの国民が悲しみに暮れた葬儀と
葬儀屋からも断られた寂しい葬儀とを対比しながら映画は終わります。

あの時、アメリカは大きく変わってしまったという事実が伝わった来ました。





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